カプコンがバーチャルコンソールアーケードに参入、第一弾は『ソンソン』

カプコンは2010年7月16日（金）、過去に発売された業務用ゲームをWiiにダウンロードして遊べる「バーチャルコンソールアーケード」向けに、人気アーケードゲームを順次配信すると発表しました。

「バーチャルコンソールアーケード」は、過去に発売された業務用ゲームをダウンロードして遊べるもので、バンダイナムコゲームスやセガなどの名作が現在配信中です。カプコンも、もともとはアーケードゲームからスタートしたゲームメーカーですので、数多くの人気作を保有しています。

同社では「近年、PCオンラインゲームをはじめ、家庭用ゲーム機などにコンテンツをダウンロードするオンライン市場が急速に拡大していることを踏まえ、当社は、成長余力の高いオンラインビジネスを今後の成長事業に位置付けております」としており、今後積極的に、過去の名作を投入するとしています。

今回、第一弾として『ソンソン』の配信が決定しました。『ソンソン』は、1984年に業務用ゲーム向けに登場した、西遊記がモチーフのシューティングゲーム。その後も家庭用ゲームソフトや携帯電話向けに展開されています。移植では、Wiiリモコンを利用した二人同時プレイにも対応しており、当時のアーケードゲームファンに加え、コアユーザーにも訴求していくとのこと。