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土屋プロデューサー |
まずはトレイラーが上映。超巨大で大迫力のキャラクターが果ては地球サイズで戦いを繰り広げる光景が映し出されます。そして「Presented by CAPCOM」に続いて、「Developed by CyberConnect 2」という文字(ちなみに「Powered by Unreal Engine 3」)。そう、続いて登壇したのは福岡で熱いゲームを作り続けるサイバーコネクトツーの松山洋社長と同社の下田星児氏。
『ASURA'S WRATH』(アスラズ ラース)は、主人公アスラが、待ち受ける絶対不利な状況を、「怒り」をパワーにねじ伏せていくアクションゲーム。コンセプトは「怒り」です。
下田氏はこのようなゲームになった経緯を次のように説明ました。「サイバーコネクトツーは演出力が武器と理解しています。カプコンさんにお話をした際、当初はアクションをウリにしようと思っていました。でも、よく考えたらカプコンさんには良いアクションは売るほどあるんです。僕らが一緒にやるなら当たり前のアクションでは意味がありません。そこで、これは本当にゲームなのか自分達でも分からなくなるくらい攻撃的な姿勢で作っているのが『ASURA'S WRATH』です」
ぜひ動画をチェックしてみてください。
稲船氏も「初めて見て、遊んだとき、鳥肌が立ちました。日本の良さと世界に通じる開発力を合わせた、サイバーコネクトツーとそれを率いる松山洋の力の結晶だと思う」と絶賛。
ただ、ここに来るまでには紆余曲折あったようです。稲船氏は言います。「最初に上がってきたアクションは、こんなゲームではサイバーコネクトツーと組めないと思うくらいがっかりさせられました。両者で裸になって意見をぶつけ合いました。すると良くなり方がハンパじゃないんです。ダメと言ったら翌日改善されているようなスピード感なんです」
松山氏も「2年ほど殴り合う時間を沢山とっていただいたお陰で、かなり方向性が絞れました。」とコメント。裸になって本気で戦うことが力強いタッグをさらに強力なものにしたようです。
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松山氏(中央左)、下田氏(中央右) |
発売時期は未定ですが、「実質の開発期間はまだ1年ほど。もう少し時間をいただくことになる」(松山氏)ということでした。プラットフォームはPS3/Xbox360です。
つづく