売上面ではデジタルコンテンツ事業(ゲーム)でタイトル数の絞り込みや、英国のRising Star Games Limitedを売却したことから減少しましたが、各事業が好調に推移したこと、効率化が進んだ事で利益を計上しています。ゲームではDS『牧場物語 ふたごの村』が前作実績を大きく上回る累計20万本に迫るヒットになったほか、PSP『Fate EXTRA』も累計10万本を超えました。
一方で、PS3/Xbox360向けに開発を進めていた大作RPGについて、今後の市場環境を鑑み開発中止とし、これまでに要した費用2億4500万円を売上原価として計上しています。
マーベラスではオンラインゲーム分野を次なる成長分野と位置付け、PCブラウザゲームとして『みんなの牧場物語』の運営を開始。また、海外の一部地域でもライセンス供与の形で運営がスタートしています。続く『ブラウザ一騎当千』もスタートしています。ただし、本格的な収益化には至っていないようです。
デジタルコンテンツ事業の単体では売上高22億5000万円、営業利益8900万円となっています。