EAパートナーズは優秀な外部デベロッパーとの協業を目的としたプログラム。グラスホッパー・マニファクチュアの『Shadow of the DAMMED』やCrytekの『クライシス2』もこのプログラムを通じて販売されます。1985年から継続していて今年で実に26年目になります。
これまでは家庭用ゲーム機やPC向けのみに展開されていたEAパートナーズですが、新たにモバイルとソーシャルゲームの分野でも展開されることが決定しました。それぞれEAが買収したChillingoとPlayfishのブランドが用いられます。
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Chillingoの創業者のJoe & Chirs | PlayfishのC.J. Prober |
EA Partners Showcaseではソーシャルゲームの「Playfish Publishing」について詳しく述べられました。プログラムに参加すればデベロッパーは、製品開発や技術面でのサポートが受けられるほか、必要があればリソースの提供や、マーケティングなども共同で実施していきます。Playfishは既に多数の人気タイトルを保有していて、そこからの誘導なども行われる見込み。Facebookでのゲームはユーザー数も多いのですが競合も数多おり、Playfishの協力は小規模なデベロッパーにとっては魅力的になりそうです。ただし、パートナーの質は厳選する考えです。
一方のChillingoも『Angry Birds』(開発はRovio)など多数の人気アプリをスマートフォンで提供していて、そのネットワークも魅力的と言えそうです。