今回の社長が訊くは、発売されたばかりの『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』に同梱されている「ニンテンドーワイヤレスキーボード」について。
この「ニンテンドーワイヤレスキーボード」は、ワイヤレス通信ではなくBluetooth通信を採用しています。ニンテンドーDSにはBluetoothを搭載してませんので、ソフト側に搭載することに。
見た目は普通のDSカードですが、中にはBluetoothを受信するチップが埋め込まれています。
当初はケーブルによる優先接続が検討されましたが、強度などの問題がクリア出来ないため製品化出来ないと判断。そこで汎用的な通信技術のBluetoothが採用されたと経緯が語られています。
ただ、やはりあの小さなDSカードに収めるのはかなり困難だったようで、その点については既存のルールを破り、基板の四隅にある隙間をうまく使ったことで、従来のDSカードと同じサイズで形にすることが出来ました。
(※『DSテレビ』や『星空ナビ』はアンテナなどを搭載している為、通常のDSカードより長くなっている)
電波の受信などについては、10メートル離れた所でも動くと検証済みで、DSのゲームなので離れて遊ぶことはまずないので、Bluetoothを無事採用することが出来ました。
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キーボードのデザインに関しては「かな」がありません。これは分かりやすいようにと意図的にしたとのことで、色については『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』を連想させるような「ブラック・ホワイトでちょうどいい」と、株式会社ポケモン石原社長の意見を聞いて決定したと語られています。
細かい所では、キーとキーの間を一般の物より約2ミリ詰め、出来るだけコンパクトにするようにしたそうです。
インタビューでは「DSコンパクトスタンド」や他社製品につながることについて触れています。ぜひチェックしてみてください。
『バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS』は、4月21日発売予定で価格は5800円(税込)です。
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