今回は、闘技場、街と「タウンリンク」、ミニゲーム要素などの詳細が判明しました。
『テイルズ オブ ジ アビス』は、2005年12月15日にプレイステーション2で発売したRPG。藤島康介氏の描く魅力的なキャラクターや、主人公ルークが物語を通して“生まれた意味を知る”奥深いストーリーが今も高い人気を誇っており、今回、ニンテンドー3DSに移植されることとなりました。
『テイルズ オブ ジ アビス』の舞台は惑星オールドラント。未来を知ることができるといわれる「第七音素(セブンスフォニム)」をめぐる、主人公ルーク・フォン・ファブレの冒険を描いたものとなっています。
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冒険を進めると、闘技場で腕試しができるようになります。そしてバトルを勝ち進めて行くと、歴代シリーズキャラとの対戦も可能となります。
「ミント・アドネード」(『テイルズ オブ ファンタジア』)
「フィリア・フィリス」(『テイルズ オブ デスティニー』)
「リッド・ハーシェル」(『テイルズ オブ エターニア』)
「ナナリー・フレッチ」(『テイルズ オブ デスティニー2』)
上記4人のキャラクターが登場します。
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さらに、PS2版にはなかった要素として、対戦キャラクターが使う秘奥義や、カットインがあらたに追加。フィリアは新秘奥義「セイクリッド・ブレイム」を使用します。
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そして、『テイルズ オブ ジ アビス』には街同士がつながりを持つ“タウンリンク”という要素が搭載されています。各タウンのショップに並ぶ商品の価格や品揃えは、街の状態やルークたちの行動によって変化。例えば、売切れだった商品がルークたちがとった行動によって販売されるようになったりします。サブイベントをたくさんこなして各タウンごとの流通を活性化させて、冒険に役立つアイテムをお買い得に購入しましょう。
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物語に登場する街として、ここでは3つの街を紹介。「光の王都 バチカル」は、軍事的大国としての色合いが強いキムラスカ王国の王都。“譜業”による防衛を確立した要塞都市でもあります。ヒエラルキーに沿って、住民の住む土地が決まっており、高層部分は王室と血縁の貴族たちが住む場所になっています。
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「水上の帝都 グランコクマ」はマルクト帝国の帝都。譜術が盛んで、生活様式にも譜術が取り入れられており、軍隊も譜術士中心です。“水の都”とも呼ばれ、上下水道を利用した水壁が、街の防衛を固めています。先帝からピオニー9世に代替わりしたことで、街の雰囲気も明るく開放的になりました。
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「ローレライ教団総本山 ダアト」は、二国に対して中立を保っています。自衛のため教団兵を持っており、彼らを総称して「神託の盾(オラクル)騎士団」と呼ぶ。教団兵を含め、ほとんどの教団関係者はダアトに住んでおり、街の住人は、一部商売人を除き、大多数が教団関係者です。
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カジノにはミニゲームが満載。「ポーカー」や、数字が書かれた31個のボールから5個選び、抽選を行う「ネフリーボール」がプレイ可能です。それ以外にも『ドルアーガの塔』を彷彿とさせる「迷路屋敷」、8ラウンドまで用意されている「テイルズ オブ ドラゴンバスター」、客から注文された料理に対応したボタンを押して厨房にオーダーを伝える「ウエイトレスのバイト」、ミュウアタックでひたすら樽を破壊していく「樽破壊」なども登場するとのこと。意外なところにお楽しみ要素があるかもしれません。
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ちなみに、本編にたくさん用意されているサブイベントをこなすと、ちょっと変わった称号を手に入れられることも。その称号を装備している間は、対応した見た目のまま、ゲームをプレイすることが可能になります。
『テイルズ オブ ジ アビス』は、6月30日に発売予定で価格は6,090円(税込)です。
(C)藤島康介 (C)2011 NAMCO BANDAI Games Inc.