NTTドコモではPSVita向けに新たなプランとしてプリペイドプランを用意。通信速度はそれぞれ下り128kbps、上り64kbpsの3Gで、980円/20時間および4980円/103時間の2つの料金プランとなります。また、103時間のプランではそのうち3時間は下り14Mbps、上り14MbpsのFOMAハイスピードの通信が利用できます。
PSVitaの3G/Wi-Fiモデルの初回出荷50万台には103時間プラン、限定版(詳細は不明)には20時間プランが予め契約されているUSIMカードが含まれていて、PSVitaの購入者は契約手続きをせずにすぐに3G通信を利用できます。
20時間のプランは1ヶ月、103時間のプランは3ヶ月の利用期限があり、それぞれ期間終了後に設けられている猶予期間14日間の間に専用ウェブサイト(PSVitaからアクセス)にて更新手続きをすることができます。支払いはクレジットカードもしくはドコモ契約を持っていれば「ドコモケータイ払い」も利用できます。一旦この期間を終了し、契約が切れた場合、再度契約する際には契約手数料2100円が必要な他、新たなUSIMカードに切り替えとなるため届くまで1週間程度の期間が必要になります。
また、プリペイドプラン以外のNTTドコモが提供している「定額データプラン」を利用することも可能だとのこと。
PSVitaでは通信機能を大幅に強化。これに対応できるプランをSCEとNTTドコモは協議を続けてきたと辻村氏は語りました。「通信プランを意識せず通信できる環境を整える」ことが課せられた使命でした。結果としてPSVitaの3G/Wi-Fiモデルでは購入してすぐに3G通信が利用できるという利便性あるものになっています。SCEJの河野弘プレジデントも「ハードメーカー、通信キャリア、ゲームメーカーのコラボレーションで新しい体験を実現していきたい」と意気込みを語っていて、期待が高まります。
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