『ソニック』の生ライブは大変レアということもあり、大勢の熱狂的な国内外のファンが集結。スクリーン上にカウントダウンが表示されると「3・2・1…!」と会場中もカウントダウンを始め、ここが一瞬東京ゲームショウだということを忘れてしまいそうです。司会の紹介によりプロデューサーの飯塚隆氏が登場すると会場中から拍手と「Yeah!」の大歓声があがり、その反応に話す前から非常に嬉しそうな表情を浮かべます。
今回ライブを開催するキッカケとなったのは12月8日に発売されるシリーズ最新作、PS3・Xbox360ソフト『ソニックジェネレーションズ 白の時空』と3DSソフト『ソニックジェネレーションズ 青の冒険』。3つのプラットフォームで展開されることとなった今回のタイトルについて飯塚氏は、「今年は『ソニック』の生誕20周年ということで、20年間の思い出をみなさんに提供したい」と語ります。
その言葉通り、本作ではクラシックなソニックと現在のソニックが夢の共演を果たし、各ソフトには歴代シリーズの人気ステージを最新技術で再構築したことを明かしました。その全ステージは昔ながらの2Dタイプと迫力満点な3Dタイプでプレイ可能ということもありファンにとってはたまらない仕様となっているとのこと。さらに、『白の時空』と『青の冒険』は収録されているステージが異なり、2つを合わせて20年の歴史が楽めるようになっています。
予約特典は、歴代シリーズのstage1の楽曲を集めたサウンドトラック。こちらも『白の時空』と『青の冒険』の特典それぞれに異なった楽曲が収録されています。さらに、2011年10月19日には「ソニック・ザ・ヘッジホッグ 1&2 サウンドトラック」の発売が決定。飯塚氏は「一番最初の『ソニック1』と『ソニック2』はDREAMS COME TRUEの中村正人さんが作曲をされています。
今回、『ソニックジェネレーションズ』に参加していただく際に中村さんにお会いしたところ当時のデモテープや機材をそのまま保管してあるというお話を伺ったんです。今回は中村さんの企画で当時のデモテープを収録したサウンドトラックCDを中村さんのレーベルから発売することになりました。」とスペシャルなCDが発売されることが明かされました。
最後に飯塚氏は「20年間応援していただいたファンの人はもちろん、『ソニック』を知らない人もこのソフト1本で『ソニック』の歴史を体験できる内容になっています」と本作の完成度の高さを伺わせる発言を残しました。
そして、いよいよクールでギンギンだというソニックライブが始まる模様。司会と飯塚氏の「スタート!」のかけ声と共にドクター・エッグマンのナレーションが!そのまま『ソニックジェネレーションズ』サウンドディレクターの瀬上純氏と『ソニック ワールドアドベンチャー』サウンドディレクターの大谷智哉氏が登場し、ギターサウンドに会場はヒートアップ。
その盛り上がりのなか登場したのは「Cach Cach」のシンガーでもあるジーン・ポール・マクロウフさん。ジャンピングやアンプに足をかけるといったまさにライブな演出に、ファンもハンズアップや手拍子、持参したソニックの人形を掲げる姿が見られました。
プロデューサーの飯塚氏も手拍子をしながら歌詞を口ずさみ非常に楽しそうな様子。途中の曲では、ジーン・ポール・マクロウフさんが口元からマイクを離すシーンが見られました。それは、会場中のファンが曲を大合唱していたから。最後にはソニック、セガブースのコンパニオン、さらには他タイトルのマスコットまでもが勢ぞろいし大熱狂のままステージは終了。
ドクター・エッグマンから「ほれ、なにをしとる。今日のステージはもうお終いじゃ。気をつけて帰るんじゃよ」との言葉に残念そうなブーイングが飛びかい、その後会場中から「アンコール!アンコール!」と催促が。その声に瀬上氏が登場し、現在が東京ゲームショウ終了時間ということもありアンコールがないことを告げます。ファンはその言葉に残念そうにしながらも大変満足といった様子。こうして東京ゲームショウ最終日は幕を閉じていきました。
(C)SEGA
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