Tozai GamesはTozaiの創業者で社長を務めるSheila Boughten氏と共同創業者で特別顧問を務めるScott K. Tsumura氏が共同で設立。『スペランカー』と『ロードランナー』に関する日本での商品化権を取得しています。代表には『みんなでスペランカー』のリードデザイナーを務めた坂野拓也氏が就任しました。
■株式会社Tozai Games
・代表者:代表取締役 坂野 拓也 (ばんの たくや)
・本店所在地:〒213-0005 神奈川県川崎市高津区北見方2-6-22
・営業所住所:〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-14 フジビル40 5F
・設立:2011年8月18日
・資本金:300万円
・主な事業:
- 家庭用ゲーム機、携帯情報端末、PC向けのゲームソフト及び
デジタルコンテンツの企画・制作・販売
- デジタルコンテンツに関する知的財産権の実施、使用、利用許諾、維持及び管理
- デジタルコンテンツに関するコンサルティング
Tozaiは1996年に設立。「Tozai」という社名は、歌舞伎の口上の前に行われる「東西、東西」という掛け声に由来し、東洋と西洋のゲームを結ぶ事を業務としてきました。
特別顧問のTsumura氏はアイレムで取締役開発部長を務め、米国製の『ロードランナー』を獲得し、その後アイレムが独自に開発した業務用版のプロデューサーも務めています。また、Tsumura氏とBoughten氏は任天堂と共にロシアでアレクセイ・パジトノフが開発した『テトリス』の権利獲得に動き、Bullet-Proof Software(BPS)の設立にも携わりました。Tsumura氏は後にNintendo Software Technologyの代表も務めています。このようにTozaiのチームは日米のゲーム業界に黎明期から深い繋がりを持っています。
代表に就任した坂野拓也氏はマイクロソフト株式会社パートナー営業部マネージャー、マーケティング部シニアマネージャーおよび戦略企画室長、株式会社ビープロジェクト 代表取締役などを経てTozai Gamesを設立しました。
Tozai Gamesでは保有するライセンスの他、オリジナルコンテンツの開発・育成や海外提携企業のゲームソフトの日本市場への紹介なども行なっていくとのこと。
また、『みんなでスペランカー』の移管に関する詳細は16日に発表するとしています。