ここ数四半期のケイブはソーシャルゲームのヒット作『しろつく』によって牽引されてきましたが、同作を含むインタラクティブ事業の売上高は前年同期比6.1%減の11億9600万円、セグメント利益も2億4100万円で37.4%の減少となり、陰りが見えた状況です。また、グリーとの資本・業務提携を行い、新作アプリの開発への投資を拡大しており、先行投資が利益を押し下げた形とも言えます。
家庭用ゲームや業務用ゲームのコンシューマー事業も『INSTANT BRAIN』をリリースしたものの低調で、売上高5000万円(△63.5%)、セグメント損失5600万円となりました。
カードゲームなどへのライツのライセンスを柱とするライツ&イベント事業も売上高5600万円(+16.7%)、セグメント損失2600万円でした。