ステージには総合プロデューサーの小林裕幸氏と、プロデューサーの川田将央氏が登場。早速ストーリーに触れたという最新トレーラーが上映されると、重厚でドラマチックな世界観に惹きこまれ会場内が張り詰めていました。
■原点回帰のサバイバルホラー
沈黙を破るのは川田氏。本作はシリーズもともとのアドベンチャー要素である“敵をあえて倒さず自分が生き残ること”を主眼にしたサバイバルホラー。物語は、地中海上の目標ポイントに向かう途中で見つけたゴーストシップから始まります。主人公はジル・バレンタイン。のストーリー制作には、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「交響詩篇エウレカセブン」などを手がけたストーリーライダーズの佐藤大氏を迎え、次の展開が思わず気になるようなユニークな物語だと語りました。
■新要素「RAIDモード」
襲撃という意味を持つ“RAID”の名のとおり、このモードはとにかく敵を倒してゴールを目指すアクションゲームとなっています。ここでディレクターの中西晃史氏とアシスタント・プロデューサーの竹中司氏が登場し、実際にRAIDモードの協力プレイを披露。キャラクターは中西氏がクエント、竹中氏は自身がモデルとなったキースを担当します。
海上都市テラグリジアを舞台に高難易度を進む2人。敵の頭上には体力ゲージがあり、ショットを打つとダメージの数字が表示されます。武器を手に入れるのもひとつの楽しみなので、どれだけ強くなったかをわかりやすいようにこの表示をしていると中西氏は語り、RAIDモードのみの仕様となっているそうです。
川田氏からは、隠し要素として“DRAKE”という伝説のショットガンの存在、さらにはRAID専用の伝説武器が4種類あることが明かされました。
■ニンテンドー3DSで可能となった美麗なグラフィック
ステージの巨大スクリーンに投映しても美麗なグライフィック。竹中氏はグラフィックについて、「我が社が誇るMTフレームワークモバイルというゲームエンジンを使っていますが、グラフィックも含めてここまでうまく仕上がったというのはやはりスタッフのおかげです。」と本作の自信のほどをうかがわせます。
最後に川田氏は、「いろんな苦労は開発にはつきものですが、スタッフが力を入れて作ってくれて出来は満足できるものになっています。社内でも評判がよく、こんなにリリースを楽しみにできるタイトルを持つのは久しぶり」と胸の内を語りました。
発売前最後の最新映像も公開されましたのでぜひご覧ください。
この後は『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』や『バイオハザード クロニクルズ HDセレクション』などの情報が公開されました。その様子はこの後お届けします。
『バイオハザード リベレーションズ』は、2012年1月26日(木)発売予定で価格は5,900円(税込)です。先着特典はジェシカの視点で『バイオハザード リベレーション』の舞台をレポートしたDVDがつきます。
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