『バイオハザード ザ・マーセナリーズ 3D』に続くシリーズ2つ目のニンテンドー3DSタイトルとして発売されることとなった本作。ニンテンドー3DS発売前の2010年E3にて正式発表、“原点回帰を目指すタイトル”として制作が進められ、発表から約1年半でローンチされることとなりました。
●3DJuegos: 9/10
『バイオハザード リベレーションズ』はサバイバルホラーのルーツへと立ち戻ることを完全に成し遂げたわけでは無いが、それでもアクションとサバイバルの要素がミックスされた素晴らしいゲームとなっている。もちろん、ニンテンドー3DSにおいても最高のゲームの1つだ。
●Eurogamer Italy: 9/10
『バイオハザード リベレーションズ』は素晴らしいニンテンドー3DSの真の能力を示す豪華なショウケースだ……そしてシリーズにおいても最も素晴らしい“現代の”チャプターの1つである。
●Game Spot: 8.5/10
『リベレーションズ』は伝統的な『バイオハザード』と現代のアクションのブレンドに成功している。
■長所
*緊張感のあるストップ&射撃アクション
*ゾクゾクするような空気感
*特に3D立体視における素晴らしいビジュアル
*面白いストーリー
■短所
*新キャラクターが魅力的では無い
●IGN: 8.5/10
素晴らしい携帯機ゲーム、ニンテンドー3DSの平均値を底上げするだけでなく、長いあいだ忘れ去られていたシリーズ初期の精神を奪還しているタイトルでもある。携帯機だからといってグレードダウンはしていない、間違いなく本作は完璧な『バイオハザード』アドベンチャーだ。
演出: 8/10
グラフィック: 10/10
サウンド: 8/10
ゲームプレイ: 8/10
持続性: 8/10
●Wired: 8/10
重要なのは、『バイオハザード リベレーションズ』が最高のアクションゲームだということだ。『バイオハザード 5』へと立ち戻ってみると、サバイバルでシリーズ初期タイトルのゲームプレイに打ち勝つ努力を捨て、ゾンビを爆発させマシンガンで山のような悲鳴を挙げさせることに真っ直ぐと向かっていた。本作は今までプレイした中で真に3DSを押し上げる初めてのタイトル。もし貴方が新しいコンソールで3Dグラフィックの見本を求めているなら、本作は友人に自慢出来るようなゲームとなるだろう。
●Edge Magazine: 6/10
本作には過去から現代へ長い間続いた『バイオハザード』シリーズの最高の部分と最悪の部分があり、それらをグチャグチャに溶接してしまっている。デザイナーが本気でアクションかホラーどちらか一方へと舵取りしていたならば、『リベレーションズ』はヘッドショットを決めたかもしれない。しかし我々に放たれたのは角度の浅いパンチだった。
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気になる海外レビューは2012年1月27日現在、8.2/10(レビュー数19)と見事ハイスコアの仲間入り。近年のシリーズ作品を代表する“アクション要素”と往来の“ホラー要素”をハイブリッドさせた開発陣の手腕が高く評価されたようです。
またカプコン独自のゲームエンジン「MT Framework Mobile」で描かれる美しいグラフィックと3D立体視も各レビューで絶賛されており、IGNではグラフィックに10/10のパーフェクトスコアを与えています。
一方で長所として挙げられたアクションとホラーのハイブリッドが中途半端なゲームデザインを生み出しているとの意見もあり、Edge Magazineなど3レビューが6/10とやや低めのスコアをつけています。しかしながらニンテンドー3DSでは歴代トップ10に入るほどのハイスコアとなっており、シリーズファンはもちろん、3DSオーナーなら買っておいて損は無いタイトルとなっているのは間違いないでしょう。