今回は1月19日にセガから発売された新作3DSソフト『リズム怪盗R』をプレイしてみました。ちなみに筆者はリズム感皆無。果たしてクリアできるのか・・・!?
■タッチでリズムゲーム!
オープニングムービーの後、さっそく一発目のリズムゲーム、「SHOW TIME」が発生しました。音楽にあわせてタッチスクリーンを上下左右にスライドさせ、主人公・怪盗Rに華麗なポーズをとらせるというものです。ニンテンドーeショップで配信中の体験版にも収録されていますね。
タッチのタイミングは意外とシビアで、ちょっとずれるとミスになってしまいます。華麗なポーズをとってほしいのに、筆者の操作する怪盗Rはなんだかとても残念な子状態。ごめんねR、リズム感なくて(笑)
とはいえ、操作がむずかしいわけではないので、音楽やタイミングに慣れればクリアできない難易度ではありません。アイテムを使うともっとクリアしやすくなります。筆者でも何度かリプレイしてAランククリアできました!
一度プレイしたリズムゲームはメインメニューから何度も遊ぶことができるので、ストーリーをサクサク進めたい人はとにかくランクを気にせずプレイして、あとからハイスコアを狙うのもいいかもしれません。
■タッチだけじゃな~い!リズムゲームのバリエーション
リズムゲームのバリエーションも豊富です。タッチパネルをタッチ&スライドさせるタイプ、ボタンを押すタイプ、そして3DSならではのジャイロセンサーをつかったタイプがあります。
操作は各リズムごとにバリエーションが用意されていて、飽きがこない仕組みになっています。タッチ&スライドは下画面に表示されたパネルをタッチして怪盗Rに指定のポーズをさせるバージョンがあったり、ボタン押しもA、Bボタンだけではなくスライドパッドや十字キーを使うバージョンがあったりします。
特にジャイロセンサーによるリズムゲームは斬新ですね。3DS本体を左右、手前、奥に傾けリズムをとるので、身体使ってノリノリで遊べます。電車の中で発生したときは恥を捨ててがんばりました(笑)
■パリの街中探索!
ゲームはおおまかに「街中の探索」「謎解き」「リズムゲーム」のパートに分かれています。『ニンテンドーeショップ』で配信中の体験版ではリズムゲームのみが収録されていますが、このリズムゲームの合間にパリの街中探索をしたり、「音」にまつわる謎解きをしたりするというわけです。
パリ街中探索では上画面にパリのマップが表示されるので、スライドパッドでキャラクターを行きたい方向に動かします。行った場所の様子が下画面に表示されるので、街の人にタッチして会話したり、怪しいところをタッチして調べたりします。マップ内に隠されたコインを集めるのが地味に楽しいです。
パリの街の絵がとてもキレイで、まるで観光案内されている気分。夜と日中ではまた違った景色が楽しめて、日本にいながら擬似旅行体験です。本気でパリに行きたくなっちゃいました。まさかの『リズム怪盗R』聖地巡礼か!?(笑)
■数々の「音」をあやつる
街中探索ではあらゆる「音」にまつわる謎ときがしかけられています。ストーリーと並行して「伝説の楽器」や「幻の譜面」をつくるためにあらゆる音を探したり、ストーリーを進行させるために必要な音を街中から探してレコーダーで録音したりします。
また、鍵をあける、特定のアイテムの謎を解く際には、謎解きシーンに切り替わります。音階の順番にタッチしたり、リズムに合わせてタッチしたりと、どれも「音」に関係した謎解きになっています。
謎解きシーンでは同じ音の鳴る場所をタッチするという仕掛けもあります。リズム感皆無の筆者に絶対音感など求めてないで!と悲鳴をあげそうになりましたが(笑)くりかえし音を聞いたりタッチしたりすれば解けない謎ではないので一安心。
■「これまでのあらすじ」で物語の概要を思い出せる!
個人的に地味だけど便利だと思った機能は、ゲーム起動時に「これまでのあらすじ」を表示してくれることです。数日間をおいても前回までの大まかな流れが思い出せるので、ストーリーを忘れてしまって最初からやりなおすといった手間が省けます。忘れっぽい私には最適です(笑)
■通信対戦&すれちがい通信にも対応!
リズムゲームはみんなでやってほうが楽しい!というわけで、『リズム怪盗R』には通信対戦の機能もついています。通信対戦の方法はローカルプレイとダウンロードプレイの二通り。対戦する人同士が『リズム怪盗R』のゲームカードを持っていれば最大8種類のリズムゲームで遊べます。
(※ダウンロードプレイだと3つまで)
個人的にはチャプター3で遊べるようになる「サンバカーニバル」がオススメ。さすが『サンバDEアミーゴ』のスタッフが制作したゲーム!イケメン怪盗Rが真顔でサンバを踊る姿に図らずも萌えてしまいました(笑)これは盛り上がること間違いなし。
すれちがい通信は、『リズム怪盗R』のすれちがい通信をONにしている人とすれちがうと、街に住人がやってきます。相手の残したリズムゲームのハイスコアに勝つか引き分ければ住人が自分のファンになってくれる、という内容です。
正直勝てる気がしないのですが、せっかくなのですれちがいON。みなさま、どうぞお手柔らかに(笑)
『リズム怪盗R』はリズム感も音感も皆無な筆者でも楽しめました。皇帝ナポレオンの遺産に隠された謎を解きながら進むアドベンチャーも楽しく、一粒で二度おいしいゲームです。
『サンバDEアミーゴ』や『スペースチャンネル5』のシステムや『きみのためなら死ねる』の楽曲などが収録されているので、SEGA好きにもオススメです。
『リズム怪盗R』は、好評発売中で価格は6,090円(税込)です。
(C)SEGA
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