2006年に設立された同スタジオは、これまでソニーとの独占契約の下で『flOw』、『Flower』、『Journey』の3タイトルをPSN向けに開発。2012年3月にリリースされた『Journey(風ノ旅ビト)』は批評家やユーザーから高い支持を受け、セールス面でも大きな成功を収めています。
スタジオ独立に伴い取締役会に加わることになったBenchmark CapitalのMitch Lasky氏は、出資の目的について、「thatgamecompanyがインディーの立場を保つためのリソースを提供するためで、それにより彼らはプラットフォームやパブリッシャーのプレッシャーから自立して革新的な開発を行うことができるでしょう」とコメント。
『風ノ旅ビト』の完成とソニーとの契約満了後、複数のキーメンバーが脱退するなど心配な動きもあったthatgamecompanyですが、今回の資金獲得により安定した運営を続け、これまで以上に新鮮なゲーム体験を生み出すことが期待されます。