もともとゲームが大好きな筆者ですが、過去作を掘り起こしてプレイしたり、あまり流行りものに流されないプレイスタイルでした。しかし、この仕事をするようになってから、ゲーム発売日に購入する機会が非常に増えまして。そうすると以前よりも圧倒的に貯まるようになったのが、各メーカー独自に展開し、さまざまな特典がついてくる「購入者ポイント」。
というわけで、今回プレイするのは任天堂のニンテンドー3DSダウンロードソフト『クラブニンテンドーピクロス』です。
このタイトルは、任天堂のサービス「クラブニンテンドー」(http://club.nintendo.jp/)のポイント特典でのみ手に入れることができるニンテンドー3DSダウンロードソフトです。引換に必要なポイントは80ポイントと、ほかの特典に比べてもかなりお得。任天堂のゲーム機でゲームをプレイしている人であれば、比較的交換し易いのではないでしょうか。『ピクロス』歴がゲームボーイの初代『マリオのピクロス』以来の筆者も、久々に『ピクロス』しちゃいます!それでは、早速プレイしていきましょう。
※画像はiPhoneで無理矢理ニンテンドー3DS本体画面を撮影したものです。
■そもそも「ピクロス」って何?
縦横の数字をヒントにマス目を塗りつぶして絵を完成させるペンシルパズル「お絵かきロジック」をもとに、ゲーム機ならではの要素が加えられたのが「ピクロス」です。ゲームボーイソフト『マリオのピクロス』以降、数々のタイトルが発売され、定番パズルゲームとして長く愛されています。
■テーマはずばり「任天堂」
本作の問題のテーマは、ずばり「任天堂」。パズルを解いていくとお馴染みの任天堂キャラクターたちの姿が浮かんできます。『スーパーマリオ』シリーズはもちろん、『どうぶつの森』から『謎の村雨城』、更にはゲーム機そのものまで、とにかく任天堂尽くし。どんな問題が待ち受けているからは、プレイしてぜひ実際に確かめてみてください。
■初心者も安心設計
メインメニューには、「ピクロス」で遊ぶモードよりも目立つところに設置された「あそびかた」。また設定から、あるいはゲーム中いつでも、ヒントの表示を切り替えることが可能です。「考えれば削れるマスがあるよ~」という数字の青字表示ヒントは「自分で考えてる感」も失われず絶妙です。
■上級者も大満足
ヒント機能を切ってプレイすれば、上級者でもそれなりの歯応えで楽しめそうです。また、10×10や15×15の比較的お手軽な問題で大部分が構成されている中、10×10をいくつも完成させて80×80の巨大なイラストを完成させる「ミクロス」も2問収録。初心者の方も「ピクロス」に慣れたらチャレンジしてみましょう。
■タッチペンでもボタンでも操作快適
操作はタッチペンでもボタンでも可能です。「ピクロス」とタッチペン操作は非常に相性が良いのですが、筆者はゴロゴロ寝ながらプレイしていたのでボタン操作メイン。ボタン操作でも特に不便を感じることはありませんでした。
■久々のピクロスでしたが・・・
冒頭でお伝えした通り、筆者の「ピクロス」のプレイ歴は実にブランク15年以上。当時プレイしたときは、本来の「ピクロス」の醍醐味である「推理すること」を怠って、当てずっぽうでマス目を埋めることも多かった気がします(笑)。でも、今プレイすると「考えて解く」ことがスムーズにできて、昔よりもずっと楽しんでプレイすることができました。
■総評:売ってても普通に買うレベル
さすがの任天堂とジュピターのタッグによる元祖『ピクロス』だけあって、操作性なども抜群。ヒントやナビゲーションも充実していて、初心者から上級者まで楽しめる設計になっています。
問題のテーマが「任天堂」ということで、パズルの完成に向けて浮かび上がってくるあんなキャラクターやこんなキャラクター、あるいはアイテムの類。任天堂のゲームにお世話になったことがある人なら、それだけでも楽しめてしまえると思います。
ポイント引換のみ、しかもわずか80ポイントでもらえるソフトとしてはボリュームもかなりのもの。『ピクロス』ファンの方には確実におすすめです。また『ピクロス』未体験者にも非常に遊びやすい仕様になっているので、これを機会にデビューするのも良さそうです。通勤・通学中に、就寝前にベッドの中で、ちょっとした合間にちょっとだけ楽しむには十分すぎる内容で、3DSの中に入れて持ち歩きたい1本になること間違いなしの内容でした。
面倒くさがりでクラブニンテンドーに登録していない方、ポイントの使い道がなくて余っている方、この機会に本作を遊んでみることを強くおすすめしますよ!また、これで「ピクロス」の魅力に目覚めた人は、インターフェイスがほぼ共通のニンテンドー3DSダウンロードソフト『ピクロスe』『ピクロスe2』もチェックしてみてください!
【そそれぽ】第52回、いかがでしたでしょうか?Wii Uも発表され、いよいよ目前に迫った東京ゲームショウ 2012。去年に引き続き現地取材してきますので、いろいろレポートできたらと思っています。次回もどうぞお楽しみに!
『クラブニンテンドーピクロス』は、クラブニンテンドーにて80ポイントで引き換えることができます。
(C)2012 Nintendo (C)2011 jupiter
■筆者プロフィール
津久井箇人 (つくいかずひと) a.k.a. そそそ
愛内里菜らに楽曲提供をし、VOCALOID音楽のクリエイターとしても有名な作・編曲家。ゲームを紹介するブログ記事が評価され、2011年からINSIDEでライター活動を開始。レトロゲームから最新ゲーム、戦略SLGから格ゲーまで、幅広いジャンルのゲームをプレイする。
Twitter:@sososo291
ブログ:sososo activity
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