アップル､新型テレビの設計検証を進める ― パートナーはシャープ・・・朝刊チェック(12/14)

本日の朝刊チェックです。

■日経産業新聞3面「アップル、TV設計検証米紙報道シャープなど協力」
ウォール・ストリート・ジャーナル紙が12日、アップルが台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業やシャープの協力を得て、数カ月前から新型テレビの設計検証を進めていると報じました。シャープは高度なディスプレー技術をもつアップルの主要取引先の1社。正式なプロジェクトではなく検証作業の初期段階で、商品化の時期は明らかになっていません。テレビを巡っては、故スティーブ・ジョブズ前会長が「テレビを“再発明"したい」と意欲を燃やしていたほか、ティム・クックCEOも参入に前向きな姿勢を示し続けています。

■日本経済新聞11面「グーグルの図書館電子化、角川GHDの出版物除外個別交渉で初合意」
角川グループホールディングスは13日、図書館の蔵書を電子化するグーグルのサービス上で自社作品を今後取り扱わないことで両社が合意したと発表しました。グーグルは2005年、書籍を全文検索可能にする「図書館プロジェクト」を開始。著作権者の許諾を得ない一方的な取り組みに世界中の出版社や作家が一斉に反発しました。角川はグーグルの電子書店に自社作品を配信している数少ない大手出版社のため、グーグルが歩み寄った形です。角川グループの書籍や電子書籍は今後、勝手に登録されたり読者が検索したりできなくなり、スキャン済みデータはグーグルが順次削除し、新刊も無断で電子化しない。自社作品の除外で合意に至ったのは角川が初めて。

■日本経済新聞15面「NHNジャパンのアプリ「LINE」、キャラを漫画・アニメに小学館系と」
NHNジャパンは13日、無料通話・メールアプリ「LINE」のスタンプで人気のキャラクターを、漫画・アニメ化すると発表しました。小学館集英社プロダクションと組み、「週刊少年サンデー」と「週刊ヤングジャンプ」で来年1月から連載を始めるほか、アニメ番組もテレビ東京で来年1月から放映します。漫画やアニメ事業でも海外展開し、新規顧客を開拓する狙いです。

■日経産業新聞21面「SNSで新卒採用サイバーエージェント、発信力を考慮」
サイバーエージェントは自社が運営するビジネスパーソン向け実名制SNS「intely」を2014年春の新卒採用に活用すると発表しました。フォロワーの多い上位100人の学生について選考過程を優遇する。SNSには経営者やジャーナリストらが参加済みで、彼らが気になりフォローする学生は情報発信能力が高いとみて活用を決めました。利用者登録した学生に自身が強みとする分野で情報発信してもらうほか、就職活動に関しての具体的な質問も受け付けます。優遇対象の100人は面接の一部を受けずに次の段階に進めます。

《宮崎紘輔》

｢トミカ｣に新シリーズ、『ポケモン』や『マリオカート7』のキャラクターがミニカーに・・・朝刊チェック(12/12)

タンクトップおじさん宮崎紘輔

Game*Spark、インサイドを運営するイードのゲームメディア及びアニメメディアの事業責任者でもあるただのニンゲン。日本の新卒一括採用システムに反旗を翻すべく、一日18時間くらいゲームをしてアニメを見るというささやかな抵抗を6年続けていたが、親には勘当されそうになるし、バイト先の社長は逮捕されるしでインサイド編集部に無気力バイトとして転がり込む。偶然も重なって2017年にゲームメディアの統括となり、ポジションが空位になっていたGame*Sparkの編集長的ポジションに就くも、ちょっとしたハプニングもあって2022年7月をもって編集長の席を譲る。夢はイードのゲームメディア群を日本のゲーム業界で一目置かれる存在にすること、ゲームやアニメを自分達で出すこと（ウィザードリィでちょっと実現）、日本武道館でライブすること、グラストンベリーのヘッドライナーになること……など。