TV画面から直接サイトへジャンプするスマホの新サービスが10月から導入、グリー6月期は減益が並ぶ ― 朝刊チェック(8/15)

本日の朝刊チェックです。

■日本経済新聞 11面　米ベンチャー、スマホの新サービス開始
アメリカの映像解析ベンチャー「ヴォバイル」が、テレビ番組の画面から直に特定のサイトにジャンプできるスマホのサービスを日本で始めます。専用のアプリで画面を撮影すると、情報サイトや通販サイトに飛ぶことができ、販促以外にも、番組・話数ごとの人気調査などに応用が可能です。第1弾としては、トムス・エンタテインメントが10月から放送するアニメ番組に導入されます。

■日本経済新聞 13面　グリー純利益が53%減益、上場以来初の減配
グリーは14日に、2013年6月期の連結決算を発表しました。それによると、純利益は225億円と前年比53%減、売上高は4%減の1522億円、営業利益が41%減の486億円と落ち込んでいます。ガラケーからスマホへの移行がうまくいかなかったこと、開発体制がスマホ向け・海外向けなどに分散し、ヒットタイトルが自社開発できなかったことなど、スマホ市場の急速な変化に対応しきれなかったことが響いたと見られています。

■日本経済新聞 11面　カカオジャパン、通話アプリ上で商品展開
無料通話サービスのカカオジャパンが、通話アプリ「カカオトーク」上で商品の販売を始めます。化粧品や家電、食品などを時間・数量限定で割安価格で提供するサービスで、日替わりで2商品を18時から21時の間に販売します。

《井口宏菜》