同社によれば、クレジットカード決済だけでなく月額コースや楽天Edy決済でも課金上限の設定が十分ではなく、超過課金が発生していたとのこと。対象となったユーザーは前回の733名から5544名に大幅に増加、金額も2811万円から4937万円に大幅に増加しています。さらに、規模は公表されてないものの、グリー決済と他社決済の通知のタイムラグでも超過課金が発生していたとしています。
超過分については個別に返金を行なっていくとしており、7日に公表した部分については既に136名と連絡が取れたとしています。
一方、GREEでは通信トラブル等で処理が正常に行われず、ゲーム内で利用できるコインが発行されないまま課金だけが行われてしまうトラブルが頻発している、とイレギュラーズアンドパートナーズのやまもといちろう氏が告発しています。同氏は課金決済フローに問題があり、取引を追跡する仕組みも十分ではないと指摘。被害者はかなりの規模にのぼることを示唆しています。また。
課金上限のトラブルでも、昨年末にやまもといちろう氏がブログで指摘を行い、会社側が年明けになって、3ヶ月以上事実を伏せていたことを公表したという経緯があります。ソーシャルゲームは成長産業として期待がされる一方、こうしたトラブルの頻発は当該企業のみならず業界全体の成長を阻害します。業界トップの一角として適切な対応を望みます。