『ゼルダの伝説 風のタクト』は、今から約10年前の2002年12月13日にゲームキューブで発売されたソフトです。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』に続く、新たな3Dゼルダの新作として当時多くのファンに衝撃を与えたソフトです。
トゥーンレンダリングと呼ばれる技方を採用。アニメーションのようなグラフィックスで描かれる『風のタクト』は世界観全体を明るくユニークに映し出し、それは主人公であるリンクのデザインも大きく影響を与え、一般的に「ネコ目リンク」、または「トゥーンリンク」(『スマブラX』での名称)と呼ばれています。
(※映像はゲームキューブ版のものです)
その後、据置機では再びリアルなグラフィックに戻り『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』がゲームキューブとWiiの2機種で2006年12月2日に同時発売。一方、この『風のタクト』の流れを組む続編としては『4つの剣+』や、携帯機版である『ふしぎのぼうし』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』などがあり、据置機と携帯機、2つのハードで2通りの表現が平行して展開していきます。最新作である『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』では、トゥーンレンダリングに近い「ハーフトゥーン」という技法を採用。主にキャラクターの表情などに使われているのはご存じの通りです。
Wii U版『ゼルダの伝説 風のタクト』はWii U GamePad単体でも遊べるようになっており、『New スーパーマリオブラザーズU』のようなプレイスタイルが可能。ゲーム全体も新たにチューニングされ、2013年秋にWii Uで遊べる予定です。
(C)2013 Nintendo
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