デモは“記憶ハンター”である女性主人公のニリンが、未来都市“Neo-Paris”の入り組んだスラム街のような場所を移動していくプラットフォーミングのパートと、コンボなどを駆使して闘うアクションのパートで構成。別の記事でご紹介したCapcom Unityの動画でもこのデモのゲームプレイを見ることができるので、インプレッションとしてご報告します。
あの小野義徳氏も関与したと言われるコンボシステム“Presson”は、今回のデモでは2種類しか使用できなかったため、まだ全貌を見ることはできず。Pressonはセレクトボタンを押して表示される“Combo Lab”でいつでもリストを確認でき、単に追加ダメージを与えるものから、成功すると体力を回復する効果を発動するものなどがありました。
しかし現状ではパンチとキック2つのボタンを使用するPressonしかなく、途中で敵の攻撃を受けても回避ボタンを押して継続できるというギミックはあるものの、対戦格闘ゲームなどと比べるとやや物足りない印象。Pressonを使わなくても適当に殴っていれば敵を倒せてしまえたのは難易度設定の問題かもしれません。
尚、Pressonを成功させるとPMPというポイントが入手でき、新たなPressonをアンロックするのに使用。“S-Presson”なる必殺技も存在するとのことで、コンボが本格的に楽しめるのはゲーム中盤以降かもしれません。
プラットフォーミングパートは、ジャンプやよじ登り、ぶら下がりといったアクションが直感的な操作で行える、『Uncharted 2』や『Uncharted 3』と似た作り。未来都市が舞台であるだけに見慣れないマップ構造になっていますが、次にどこに行けばよいか立体的な目印が表示されるので迷うことはなく、むしろ簡単すぎると感じることも。
デモの中盤には、“Skinner”と呼ばれる中ボス風の敵キャラクターが登場。このボスは“Leaper”という部下を多数従え狂暴化しており、まず部下をすべて倒して弱体化させた上で戦う必要がありました。
ゲームプレイ部分以上に、本作はビジュアル面が非常に洗練されているイメージで、『ブレードランナー』というよりは『Half-Life 2』のCity 17を思わせる都市の景観、上品なキャラクターや衣装のデザイン、インターフェースのカラーやスタイルも特徴的です。
『Remember Me』はPC/PS3/Xbox 360を対象に北米で2013年6月4日発売予定。
編集部おすすめの記事
特集
ソニー アクセスランキング
-
PS5までの歴代PlayStation据え置きハードを振り返る!これまでの進歩とこれからの進歩を見比べよう
-
『グラブルVS』“フニャ口、こんこん♪”な狐っ娘、「ユエル」のモーションひとつひとつが可愛すぎて、ついスクショを撮りすぎてしまう幸せ
-
PS5の“クリエイトボタン”では何ができる?よりスムーズになった機能を体験
-
『モンハンワールド:アイスボーン』下手くそでも「ソロ用ムフェト・ジーヴァ」に勝てるのか? 新規救済に見えた“(ある意味)辛い狩猟”をレポート
-
『Ghost of Tsushima』新参冥人に向けた「冥人奇譚」の特徴&アドバイス14選! 勝利の鍵は“仲間との意思疎通”にあり
-
見所満載、温泉街を写真でお届け・・・『MHP3rd』×渋温泉レポート(6)
-
【レポート】『夏色ハイスクル★青春白書(略)』パンチラ激写テクを直伝!スライディングからの“尻もちショット”が最強か
-
『ELDEN RING』「魔術師セレン」の素顔はホントに可憐だったのか?そのヒントが、学院の「討論室」にあった
-
【特集】『雨の日に遊びたいゲーム』7選
-
タイラントと化した「受付嬢」の新たな一面!『モンハン:アイスボーン』×『バイオ RE:2』コラボで爆誕する何とも言えない写真集