表紙を飾るのは、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーX・X-II HD』、SCEの『SOUL SACRIFICE』、コーエーテクモゲームスの『討鬼伝』と、なんだか「PlayStation」らしい表紙になっています。そして、「みんなの新価格¥19,980」の文字が。
P2~P4では、PS Vitaの基本的な情報が書かれており、P4ではPS Vitaのソフトにはパッケージ版とダウンロード版があること、初代PlayStationとPSPのゲームが4倍の解像度で遊べることが強調されており、PSPからの買い替えを図っているように読み取れます。
次のページからゲーム紹介で、トップを飾るのは『ファイナルファンタジーX・X-II HD』です。「HDリマスターでよみがえる映像美とあの感動」という見出しで、ゲームの紹介は最小限に、HDリマスターによるグラフィックの向上を前面に打ち出しています。
隣のページは、ハンティングアクションの『討鬼伝』です。『真・三國無双』を手掛けてきたω-forceの完全新作という部分に触れ、「アクション」「世界観」「マルチプレイ」「協力」の4つの視点から本作を紹介してまいす。また、本作ではPS VitaとPSP間のクロスプラットフォームに対応しており、PS Vita本体同梱版も発売されるためその点も触れられています。
続いては、『SOUL SACRIFICE』と『ファンタシースターオンライン2』と協力プレイタイトルが続きます。『SOUL SACRIFICE』では、基本情報の他にも、「アップデート情報」と「体験版」に触れ、『ファンタシースターオンライン2』では、「国内IDが250万を突破」と見出しに書かれています。
P10では、『拡散性ミリオンアーサー』が紹介されており、「ソーシャルゲーム」ではなく「オンラインカードバトルRPG」として載っています。またP11では、アニメも放送中の『フォトカノ Kiss』がPS Vitaと「写真を取る」相性の良さを打ち出しています。
新作最後の紹介となるP12とP13は、『ヴァルハラナイツ3』と『神次元アイドル ネプテューヌPP』です。『ヴァルハラナイツ3』では、自分好みキャラクターを作ることができ「やりこみ要素」と「対人コンテンツ」が備わっているRPGとして紹介。なお、ダークで堅そうなレイアウトですが、右下には「タッチで触れ合う『セクシータイム』」の紹介が載っています。
『神次元アイドル ネプテューヌPP』は、ねぷねぷADVと題され、PS3で発売されているRPG『神次元アイドル ネプテューヌ』シリーズとは違ったテイストの作品となっています。
他には「PS Vita the Best」、「PS Vitaに対応したPSPタイトル」、「nasne」、「バージョン2.10機能」、「torne」、「映像・書籍・音楽コンテンツ」、「アクセサリー」が紹介されており、ゲーム以外のPS Vitaの多様性に関してもしっかりとアピールされていました。なお、裏表紙には、3G通信のプランが紹介されています。
新作8タイトル中、協力要素があるタイトルが3本もあり、CEROがC以上のタイトルが6本で、審査予定が2本と、非常にターゲットが明白なこのガイドブック。この他にも『GOD EATER 2』が控えており、今後のPS Vitaの展開に期待できます。
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