『逆転裁判5』は、法廷を題材とした珍しいAVGながらも、ゲームとしての面白さや魅力的なキャラクターなどが光り、前作より6年の時を経てもなおファンから高い支持を集める、『逆転裁判』シリーズの最新作となります。
根強い人気はシリーズを通して変わらぬ質の高さが獲得したものですが、前作から6年という時間を経たことで、いい意味で変わっていく必要にも迫られたようです。特に、ユーザーの快適性にも直接繋がるUIに関しては、現代のプレイスタイルに合わせて大きく手を入れたとの、公式開発ブログで明かしています。
UIを担当した方によれば、企画班の考えるゲームのルールなどを視覚的にデザインし、ユーザーに分かりやすい形としてまとめるという方向性に則り、「法廷記録」や「ココロスコープの設定」などを行ったとのことです。
まず思いつくアイデアを設計案として紙に描き、次にフォントの種類やカラーを決定し情報が伝わりやすいように画面を組み立てます。そこからプログラマの手を経て出来上がったUIを社内で実際に触ってもらい、徐々に完成度を上げていく。こういった努力を繰り返すことで、本作のUIへと辿り着いたそうです。
このような苦労を経た一端として生まれた「探偵メモ」は、プレイ中に自動で情報が更新されるなどの便利な機能を備えています。もちろん、これまで通りヒントなしで真実に辿りつきたい方は、この機能に触れなくてもクリアできるとのことなので、どうかご安心を。
また『逆転裁判5』には、ナルホド、オドロキ、ココネにそれぞれDLCのコスチュームがあります。8月15日までなら無料で入手できるので、実にお得です。8年前のナルホドくんと今のナルホドくんの違いを楽しんだり、おなかがチラっと見えるちょっとセクシーな仕様のココネのセーラー服など、遊び心も満載です。そして、開発チームで「ある意味私生活が一番ナゾ!」とウワサされているオドロキの私服コスチュームは、生みの親でもあり、『逆転裁判4』『レイトン教授VS逆転裁判』キャラクターデザイナー塗さんの描きおろしとなります。
こういった豪華な特典も、『逆転裁判5』ならではの新要素です。もちろん完成に至るまでは、その方向性も含めて、色んな思案や意見交換が交わされたとのことです。公式開発ブログでは、ボツになった様々な案や、全員がタイホくんになる画像などが、惜しみなく公開されています。興味がある方はチェックしてみてください。
ユーザーからは普段見られない、開発陣の苦労や意外な秘話を垣間見ることができる「公式開発ブログ」。次回の更新日は、本作の発売日とのこと。しかも、プロデューサーの江城氏と、シナリオディレクター山崎氏が、満を持して登場とのことです。ソフトだけでなく、こちらのブログ更新も楽しみにお待ち下さい。
『逆転裁判5』は2013年7月25日発売予定。価格は通常版が5,990円(税込)、イーカプコン限定「LIMITED EDITION」が9,990円(税込)、「FIGURE EDITION」が8,990円(税込)、「EXTENDED EDITION」が7,590円(税込)です。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2013 ALL RIGHTS RESERVED.
関連リンク
編集部おすすめの記事
任天堂 アクセスランキング
-
『ポケモン』最推しの「女性ジムリーダー」ランキング! カスミやスズナ抑えた1位は…【アンケ結果発表】
-
『ポケモンレジェンズ アルセウス』で明かされる“選ばれなかった”御三家ポケモンたちの“その後”!
-
冗談のバウンティハンター募集に90人も応募が
-
『ポケモンレジェンズ アルセウス』シンジュ団・カイの子孫はあの主人公? ネット上で様々な説が浮上
-
「ポケモン・オブ・ザ・イヤー」上位ポケモン人気の理由を解説! なぜあのポケモンが支持を得たのか?
-
アルセウスイベントの他にも!『ポケモン』シリーズで“お蔵入り”した要素3選
-
『ポケモンレジェンズ アルセウス』ノボリに衝撃的な説が浮上!?「ありえんほど泣いた」
-
アルセウスだけじゃない!? 意外と知られていない“伝説のポケモン”を生み出したポケモンたち
-
『モンハンライズ:サンブレイク』に「ラギアクルス」は登場しない―辻本氏がメディアインタビューで明言
-
『ポケモンSV』新ポケモン「パモ」が約23年ぶりの快挙を達成!?「凄い発見だよ」