シリーズタイトルとしては初めて携帯機で登場となる本作は、2012年12月に発売したPS3版/PC版同名ソフトの移植版です。「introductory chapter」と「closing chapter」で展開し、それぞれ主人公たちが高校3年生の時と、大学3年生の時を描いています。
■PS Vitaならではの追加機能
移植になるにあたり、PS Vitaならではの機能が複数追加されました。
・ビジュアル(イベントCG)の表示・非表示が選択可能。
・バストアップの表示・非表示が選択可能。
・ノベルモード:通常のウィンドウ形式のものからビジュアルノベル形式に変更できるモード。
・名場面マーカー表示:プレイ中に名場面が近付くと、ゲーム画面にそれを知らせるアイコンが表示。
これらの新機能によって電車や屋外でのプレイがしやすくなりました。
■予約キャンペーン特典
8月8日から開始している予約キャンペーン期間中に本作を予約すると、PS Vita用ムービープロダクトコードがもらえます。ムービーは、2013年4月7日に開催されたイベント「WHITE ALBUM2 SPECIAL ENCORE」の映像を特別編集したムービーもので、PS Vitaで鑑賞できます。
■キャラクター
・北原春希(きたはらはるき)C.V.水島大宙さん
「introductory chapter」
峰城大付属3年E組。前期クラス委員長。
軽音楽同好会所属。セカンドギター(雑用)担当。特技は余計なお節介と非の打ち所のない説教と完璧な理論武装。学園生活最後の年に、無謀にも派手めな思い出を残そうと思い立ち、学園祭のステージに立つことを計画する。手先はそこそこ不器用。
「closing chapter」
峰城大学文学部3年。
大学生になってから親の援助を断り一人暮らしを始めたため、私生活の時間は全てバイトに費やす典型的な苦学生の日々を送る。完璧主義で妥協を許さない性格は昔のまま。そんな彼を、昔から知る者たちは、付属時代から何も変わっていないと言い、けれど彼を、深く知る者たちは、その変わりように心を痛めるしかなかった。
・小木曽雪菜(おぎそせつな)C.V.米澤円さん
「introductory chapter」
峰城大付属3年A組。
華やかな容姿に似合わず、穏やかで人当たりが良くて控えめという、非の打ちどころのない女の子。…と、周囲に三年間信じ込ませることができるくらいにはいい性格で、その見えない壁を打ち破った者にだけ悪戯っぽく微笑むという。
「closing chapter」
峰城大学政経学部3年。
今は付属時代よりも目立たないよう周囲に埋没しようとしているが、その、さらに深みを増した美貌や、三年前に作ってしまった“伝説”が、いつまでも彼女をアイドルの地位に縛り続けている。彼氏の存在――不明。
・冬馬かずさ(とうまかずさ)C.V.生天目仁美さん
「introductory chapter」
峰城大付属3年E組。窓際の席で常に居眠りしている、遅刻、サボリの常習犯にして、大人はわかってくれない的な鬱屈を抱える、時代錯誤な不良娘。その孤高で暴力的な性格に似合いすぎる鋭利な美しさのせいで、余計に周囲との距離が広がってしまうという悪循環に陥っているが、本人は何処吹く風で強がっている。
「closing chapter」
多分ピアニスト。きっとウィーン在住。その他の詳細不明。母であり、欧州を中心に世界中で活動するピアニスト冬馬曜子は、たびたび日本のメディアにもその活躍ぶりが紹介されているが、その不良娘にして実績のない若手ピアニストのことは、今現在でも日本ではまったく知られていない。
このほかにも魅力的なキャラクターが数多く登場します。一方のチャプターにしか登場しないキャラクターもおり、主要キャラクターの変化と合わせて、違いを楽しめる要素です。また2013年10月にはアニメ放映が決定しています。ゲームと同じ声優を起用、監督は安藤正臣氏です。
『WHITE ALBUM2 幸せの向こう側』は11月28日発売予定で、「にいてんご」同梱パックと通常版があります。同梱パックは2・5等身フィギュアの「小木曽雪菜」と「冬馬かずさ」の2体セットが特典です。
価格は「にいてんご」同梱パックが6,980円(税込)、通常版が4,980円(税込)です。
(C)2012,2013 AQUAPLUS
(C)PROJECT W.A.2
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