まずはじめに、この体験版は製品版と異なる特別仕様。短時間で3DSになったポケモンと新要素「メガシンカ」を体験できる内容になっています。私がプレイしたソフトでは、手持ちポケモンにケロマツやニンフィアが揃っている状態でした。目の前の草むらを入ると野生のピカチュウが出現。アニメと同じ声でしゃべるピカチュウは、実に『ポケットモンスターピカチュウ』以来。スタッフに聞いた話では、アニメと同じ声でしゃべるのはピカチュウだけなんだそうで、他のポケモンは従来通りの鳴き声になっています。
バトルはフル3Dになり、命令待機状態にしておくとカメラアングルが変化。それは『ポケモンバトルレボリューション』のようなイメージと思っていただければわかりやすいでしょうか。あの3Dバトルがそのまま本編に導入されたような感じ。DSから3DSになって、見た目の進化はまず一目でわかりますね。ポケモンの動きを見るだけでも楽しい。今回の体験版はモンスターボールを持っているので、捕まえることも可能でした。
フィールドを歩いて行くと、今回はローラースケートで主人公が爽快に走ります。過去作は走る行動はありましたが、それとはまた違う気持ち良さがありますね。またメェークルにも乗ることができましたが、体験版では噴水の周りだけに行動が制限されていて、試し乗り程度でした。製品版ではどうなっているか、気になるところです。
さらに先に進んでいくと、トレーナーが待ち構えています。もちろん話しかければポケモンバトル開始。ドラゴンタイプのポケモンに有利なフェアリータイプの技を実際に体感できるバトルが楽しめました。なるほど、氷やドラゴンの技以外でも弱点を付けることで、従来の常識が通用しなくなりそう。
マップの一番奥にはポケモン博士のプラターヌがいて、話しかけるとミュウツーを使った「メガシンカ」を体験することに。下画面に表示される4つの技の下部分に「メガシンカ」が表示されており、これをタッチするとメガシンカ。メガミュウツーはとくこうがさらにアップし、強力なサイコブレイクを繰り出すことができました。
なお、「メガシンカ」にはいくつかの条件があり、「メガストーン」という道具が必要で、1バトルにメガシンカできるのは1匹だけ。バトルを終えると元の姿に戻ります。体験版はここで終了となりました。
配布されたパンフレット情報によると、「メガシンカ」はメガシンカできるポケモンの数だけ「メガストーン」があり、独自の名前がついているとのことです。いったい何種類あるのか、今後の情報などに注目したいところです。
『ポケットモンスター X・Y』は2013年10月12日発売予定。価格はパッケージ版・ダウンロード版が各4,800円(税込)です。
(C)2013 Pokemon.
(C)1995-2013 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
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