10月1日に行われたNintendo Directにて、体験版の配信開始告知が行われた『初音ミク Project mirai 2』。ねんどろいどデザインの愛らしいキャラクターたちが、リズムゲームや着替えに大活躍する前作の特徴を踏襲し、さらにパワーアップされた本作の魅力が、公開された体験版にも詰まっていました。
体験版の容量をソフト管理画面で確認すると、847ブロック。なかなかのサイズなので、ダウンロードされる方は、容量に余裕があるかを事前に調べておいてください。なお配信は、ニンテンドーe-ショップにて行われています。
早速体験版を立ち上げてると、可愛い声による「せーがー」に導かれ、ゲームが始まります。本作のメインとなるリズムゲームには、「タッチモード」「ボタンモード」という、異なる操作での2つの遊び方が用意されており、体験版でも両方が選択可能となっています。またメニューが表示されているのは下画面ですが、上画面にはねんどろいどデザインの初音ミクが佇んでおり、操作せずに観察していると様々なアクションを見せてくれます。
その動きを見ているだけでも飽きませんが、文字通り「ゲームにならない」ので、泣く泣く先に進みます。まずはモードを選択する…前に、「おきがえする」の項目があるので、こちらを選んでみましょう。あくまで、体験版の紹介のために。
体験版に用意されているコスチュームは、最初から着ている「オリジナル」に加え、世界でいちばんお姫さまな白のワンピース「ワールドイズマイン」、黒のミニスカとノースリーブが眩しい「エレクトリック・ラブ」の3種類が用意されています。また衣装によって、髪の色やツインテールの形状に変化が見られるなどきめ細かいこだわりも盛り込まれており、本作のもうひとつのメインがここにあることを、体験版だけでも実感できます。
しかも、髪の色などをそこまで変えたくないと言う方には、服装以外はオリジナルのままという「服だけチェンジ」という項目もあるので、どうかご安心ください。これも、開発陣による「初音ミク」へのこだわりが昇華された結果のひとつと言えるのかもしれません。
ひとまず「ワールドイズマイン」のワンピースに着替えて元のメニュー画面に戻ると上画面のミクも着替えており、当然のこととはいえやはりテンションが上がります。そんないい気分のまま、本番であるリズムゲームに挑戦。
今回は「タッチモード」を選択。タッチモードでは、○がマーカーに重なったタイミングで、下画面に表示されている同じ色のマーカーにタッチ。他にも長押しする「ホールド」や、タッチして矢印の方向にスライドする「スライド」などが、タッチペン対応の操作として説明されています。
選べる曲は、コスチュームも用意してあった「ワールドイズマイン」と「エレクトリック・ラブ」の2曲。楽曲はどちらもフルサイズで収録されており、難易度は3段階用意。体験版だけでも、それなりにやり込めそうに感じます。
リズムゲームにはあまり慣れていない筆者ですが、実際に触ってみた感触を素直に語るなら、実に楽しくプレイできました。ルールはシンプルで複雑な操作を覚える必要もなく、またタッチ入力は全て下画面で行うため、リズムマーカーをチェックし続けながらの入力もごく自然でストレスを感じませんでした。
その後「ボタンモード」にも挑戦してみましたが、「タッチモード」との差別化が予想以上に行われており、まったく異なるゲーム性と言ったら大げさすぎますが、それぞれに別の心地よさがあるので、片方のモードをマスターしても、更に楽しめることと思います。
なおボタンモードでは、○が重なったタイミングで対応したボタンを押すという基本部分や、押しっぱなしの「ホールド」などはさほど違いはありませんが、「スライド」のかわりに、十字ボタンを使用する「2ライン」という独自の操作がありました。
2曲とはいえ、フルサイズの曲を2つのモードで、しかも3段階の難易度で楽しめる体験版は、『初音ミク Project mirai 2』の魅力を正しく、そして鮮烈にアピールしてくれます。購入を考えている方だけでなく、興味はあるものの悩んでいる方にもお勧めできる体験版だと実感しました。
なお製品版にはリズムゲームが47曲、コスチュームに至っては100着以上用意されており、ボリュームもたっぷりの一作となっています。そんな製品版を心待ちにしつつ、今は体験版でがっちり予習してみてはいかがですか。
『初音ミク Project mirai 2』は、2013年11月28日発売予定。価格は通常パッケージ版が6,279円(税込)、ダウンロード版が5,600円(税込)、限定版「ぷちぷくパック」が7,665円(税込)です。
(C) SEGA
(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
デザイン協力 : ねんどろいど
記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
任天堂 アクセスランキング
-
『ポケモン』最推しの「女性ジムリーダー」ランキング! カスミやスズナ抑えた1位は…【アンケ結果発表】
-
『ポケモンレジェンズ アルセウス』で明かされる“選ばれなかった”御三家ポケモンたちの“その後”!
-
『パワポケR』発売でトラウマが蘇る!?プレイヤーに衝撃を与えた「彼女キャラ」3選
-
『ポケモンレジェンズ アルセウス』シンジュ団・カイの子孫はあの主人公? ネット上で様々な説が浮上
-
『ポケモンレジェンズ アルセウス』ノボリに衝撃的な説が浮上!?「ありえんほど泣いた」
-
アルセウスイベントの他にも!『ポケモン』シリーズで“お蔵入り”した要素3選
-
『スーパーマリオメーカー2』小ネタ20選!知っていればコース作りやプレイがより楽しくなるかも
-
『ゼルダの伝説 夢をみる島』に出てくるゲストキャラ17名を解説!あの任天堂キャラたちが総出演!?
-
『モンハンライズ:サンブレイク』に「ラギアクルス」は登場しない―辻本氏がメディアインタビューで明言
-
冗談のバウンティハンター募集に90人も応募が