全然ちがった。
本作は、生きているエイを乾かして干物を収穫するゲーム。何故エイをフィーチャーしたか、ってところに真っ先に疑問が生じるゲームなんですが、筆者が感じた疑問は冒頭のコンセプト説明で解消されました。
■なぜエイを乾かさなくてはいけないの?そもそも、何故エイがゲームに?
この疑問に制作サイドは、「生きているときのエイは、とってもカワイイ。それを干すと…めちゃくちゃコワイ(。´Д⊂)これ、ノンフィクションなんです。乾くとこんな恐ろしい姿に変身してしまうんです。超干してえ(。´Д⊂)そんなシンプルかつ情熱的な欲求に従いました。」と答えています。
いやいやいやいやw
しかし、遊んでみると正直言ってよく出来ています。仕組みとしては、『おさわり探偵 なめこ栽培キット』インスパイアで、『なめこ』を遊んだことある人なら操作は馴染み深くも遊び続けるモチベーションも生まれてくるかと思います。早速チェックしていきましょう!
■ただ乾かして収穫するだけじゃなく、プレイヤーが収穫速度に関与できる
いやー、『ビッグウェーブにのるしかない』とか『アルパカにいさん』を遊んだ時以来の久々に衝撃を受けましたね。
さて、まずは複数いる漁師から「エイの仕入れ」を行いましょう。最初は無料で仕入れることができて、Lvが上がると種類の違うエイを仕入れることができます。エイを仕入れると自動で天日干しされるので、時間が経過してカラカラになったら収穫を行いましょう。ちなみに、画面左下のバキュームをタッチすると一括で収穫することができます。
が!本作にはジャイロ機能が採用されていて、スマートフォンを揺らすことで風が強くなり、エイの乾く時間が短縮されます。ふるふると揺らしているとエイがだんだん茶褐色に変化していくのも見どころですが、ドライスピードを表す「DRY1.5X」のあたりを超えると、エイが乾いて平たくなっているので干しているエイが落ちてとってもデンジャー。…なんという無駄なこだわり。
そのため、うまく揺らすこととアプリ起動時に変にジャイロ機能が働かないようにするのが必要になってきます。もちろんナチュラル志向で放置して、まったりと遊ぶことも可能です。エイが乾くとさまざまな「ひもの」になるので、「ひもの図鑑」を埋めつつ収穫を楽しみましょう。エイを収穫するとcoinがもらえて、「みりん」や「スモークチップ」などのアイテムを購入できるようになってくるので、アイテムも併用しつつレアなひものを狙うのもアリです。干したまんまにすると虫がたかって欠陥品になるので、虫がつく前に収穫を行うか、タップで虫を払うなどシビアなところもあります。
さらには、「乾かしているエイの写真を撮影してSNSへ投稿する」謎機能や、レベルアップで漁港が充実していくなどのお楽しみ要素が。毎日「裏取引」に使えるチケットがもらえる謎もありますが、これはもっとレベルが高くなるとエイを仕入れるタイミングで使用できるようになるようです。
■何故作った、「ヒモノカメラ」
この、『超体験!エイのひものつくり』にはスピンオフ作品として「ヒモノカメラ」が存在します。これはアプリを使用して写真を取ると、エイのひものが映り込むという代物。最初からフレームが選べるわけではなく、パシャと何気なく取ると勝手に主張の激しいエイのひものがいるタイプ。
ヒモノカメラで写真を撮ると、あの恐ろしいエイの干物が写り込みます。顔認識機能により被写体が干物になってしまうことも!キモおしゃれで意外とかわいいデコフレームも!とにかくくだらなすぎて謎!我々も意味がわかりません! pic.twitter.com/7rebXH9OCv
— アタゴアプリ (@atagoapps) 2014, 2月 28
ランダムでひものたちが現れていますが、1度現れた絵面はフレームとして使用できますので、フレームから選択して写真を撮ることができます。これは、是非コンプリートを目指したいですね(?)。
しかし、エイの貪欲さは、まだ止まらない!スマートフォンカバーも期間限定で販売されています。かわいいエイのすがたから、コワイひもののモノグラムまで。是非みなさんも、ゲーム含めて『超体験!エイのひものつくり』の世界観をチェックしてみてくださいね!
なまえ:超体験!エイのひものつくり
ぶんるい:育成
1回のプレイ時間:3分
対応OS:iOS/Android
ねだん:無料
ひとにつたえたい度:4(5点満点中)
今日の一言「言葉が悪いところがありあすが、全体的に褒めてます」
それではまた来週!!
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