昨年の11月にKickstarterで目標金額の15,000ドルを大幅に上回る38,033ドルを集めたアクション・アドベンチャー『The Girl and the Robot』。すでにDesuraやHumble Storeにて、PCアルファ版の販売が行われていますが、BitSummitでは最新版がプレイアブル展示されていました。さらに、最終日に決定されたBitSummitアワードでは、見事、ストーリーテラー賞を獲得しました。
本作はジブリに影響を受けたファンタジックな世界観の中、少女とロボットを操作するアクションゲームです。プレイヤーはボタンを押すごとに少女とロボットの操作を切り替え、戦闘はロボット、パズル部分は少女を動かして進めていきます。
開発途上であるため、序盤の部分しか遊べませんでしたが、基本的なモデリングやモーション、コアとなる操作とルールなどは非常に洗練されており、期待が高まります。特に日本のイラストレーターのもなか氏が手がけるキャラクターデザインは温かみが感じられる作りです。プレイアブルデモを録画したので、ぜひともご覧になってください。
開発を手がけるFlying Carpetsは2012年、モントリオールに設立されたインディーデベロッパー。Salim Larochelle氏を中心に国際的な6名のスタッフが本作の制作に参加しています。BitSummitでは、Salim氏ともなか氏が展示を行っていました。プラットフォームはPCの他、Wii U版のリリースも予定されています。
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