「Sleipnir for MS-DOS」は、MS-DOS 3.3C以降に対応した無料のブラウザです。文字の美しさを極限まで追求した結果、CUI（キャラクタ・ユーザー・インタフェース）こそがもっとも美しく合理的なウェブブラウザを実現する、理想の環境であることに注目し、わずか1キャラクタにまでこだわったデザインや、コマンド入力する手に馴染むジェスチャなど、Sleipnirならではの特長を受け継いだ、究極のコマンド入力式ウェブブラウザとなっています。
MS-DOS に真に最適化したウェブブラウザなら、当然どんな情報もキャラクタ（文字）で表示すべきです。しかしながら、ウェブページは様々な画像を含みます。Sleipnir for MS-DOS は、HTML をそのまま表示するだけの従来の CUI ブラウザとは違い、画像や動画さえも文字を組み合わせて表示します。1キャラクタにも妥協しない Sleipnir 独自のアスキーアート変換エンジンは、恐ろしいほどの再現度でイメージを鮮やかな16色で描き出します。
Sleipnir ならではのタッチジェスチャは、MS-DOS 版でも健在です。Sleipnir for MS-DOS では、ただ "GSTR DRAW L" と入力するだけで、L 字を描くジェスチャと見なしてタブを閉じることができます。キーボードから手を離すことなく、速やかにジェスチャできます。また、矢印キーを連打してカーソルを動かすことでもジェスチャできます。例えば、更新なら→↓←↑→と打つだけです。
Sleipnir for MS-DOS は、MS-DOS 本来の機能を最大限に活かしたタブを備えています。すべてのタブをファイルに書き出すことで、省メモリでタブを100個開くことができます。それどころか、タブは “SLTAB000.DAT” という名前の連番ファイルに書き出されるので、最大1000個のタブさえも難なく開けます。また、CONFIG.SYS の設定（LOADHIGH など）でコンベンショナルメモリを600KB 以上確保すれば、最大のパフォーマンスを引き出せます。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
その他にも、「FDと連携」「拡張性」「電子掲示板をチェック」「ポータビリティ」「表示をカスタマイズ」「マウスに対応」といった特徴もあり、まさに音速のコマンド入力式タブブラウザです。
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください