PC向けフリーソフトとして2004年に登場した『洞窟物語』は、懐かしいレトロゲーム時代を彷彿とさせるアクションゲーム。見た目のみならず、独特な音楽などでも当時の雰囲気を想起させながら、完成度の高いゲームデザインが合わさり、瞬く間にその知名度と人気を向上させました。
2008年には、海外向けWiiウェア版となる『Cave Story』がリリース。国内ではDSiウェアとして2011年11月に配信を開始しましたが、このDSiウェア版は2012年6月に配信を終了。現在、DSiウェア版は新たに入手することができない上に、再ダウンロードおよび3DSへの引っ越し不可という、ユーザーにとって残念な状態に置かれています。
系譜作となる『洞窟物語3D』が3DSのパッケージソフトとして現在発売中ではありますが、DSiウェア版と比べると見た目の違いや変更点も数多く、オリジナル版を好むユーザーにとっては賛否の分かれる部分もあります。そのため、DSiウェア版の再配信などを望む声も未だに上がりますが、そんな方々に朗報となるかもしれない動きが、NicalisのTwitterアカウントにて確認できました。
それは3DSの洞窟物語を日本語のバージョン! どう思いますか? #任天堂 #eショップ pic.twitter.com/0gpdZgbuMN
Nicalis, Inc. (@nicalis) 2014, 4月 19
ユーザーに呼びかける形で公開された、日本語テキストが表示されたゲーム画面。コメントと合わせて考えると、『洞窟物語』の3DS版と思われます。この画像が公開された具体的な目的などは明かされていませんが、反響次第では嬉しいニュースが飛び込む可能性も否定はできません。興味がある方は、Nicalisにその想いの丈を届けてみてはいかがでしょうか。