発売日が7月17日に決定し、15年の月日を経て形となる待望の新作がユーザーの手元に届くまで、残り3ヶ月を切りました。しかも、本日からは期間限定で体験版(ゲームシステム編)を配信。7月上旬には製品版へセーブデータを引き継げる体験版(ゲーム冒頭編)(名称は仮)が配信される上に、こちらも期間限定で5月8日からPSP版『俺の屍を越えてゆけ』のご新規体験版が登場します。
「あっさりモード」限定など、いくつか制限があるご新規体験版ですが、クリアまで遊べる豪華な内容となっているので、前作未プレイの方は、本作の予習を兼ねて遊んでみてはいかがでしょうか。PSP(R)版ですが、DL配信なのでPS Vitaでもプレイ可能なのも嬉しい点ですね。
発売までの約3ヶ月の間に、様々なゲーム体験を用意してくれる『俺の屍を越えてゆけ2』ですが、嬉しい情報はこれだけではありません。新たなアート紹介や新職業となる「陰陽士」(おんみょうし)の詳細、そして遠征に関連する新情報など、新たな要素などをたっぷり紹介させていただきます。しっかりチェックし、製品版の登場に備えておきましょう。
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コーちんの神秘的な舞によって執り行われる「交神の儀」(こうしんのぎ)。
普段はせわしないコーちんだが、この時ばかりは真剣な面持ちだ。
「交神の儀」により生まれてくる生命は、「短命(たんめい)の呪い」、「種絶(しゅぜつ)の呪い」を背負い、その過酷な運命にどのように立ち向かっていくのであろうか。
■拳法家
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前列では、連撃がさく裂する。
敵一列を飛ばして攻撃する飛び蹴りも威力がある。
重たい防具は装備できないが、回避率が高い。
■大筒士
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大筒と呼ばれる大砲で敵を攻撃する。
攻撃力が高い単発砲と、攻撃範囲が広い散弾砲を自在に使い分けることができる。
軽防具しか装備できないのが難点。
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■陰陽士(おんみょうし)
主人公一族を助ける、夜鳥子(ヌエコ)の職業。
さまざまな式神を召喚して戦う。
ムカデの式神を鞭(むち)にして、敵前列か後列1体を叩いて攻撃する。
軽防具しか装備できないが、回避率が高い。
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■式神の召喚
基本8種類の職業ごとに存在する奥義に代わり、陰陽士は強力な式神を召喚することができる。
戦闘中に召喚する式神によって効果はさまざま。
式神を体にまとって数ターン継続して効果を発揮するもの、召喚した時点で敵にダメージを与えるものなどがある。
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・潮丸(うしおまる)
甲羅に髑髏(どくろ)が浮かび上がった巨大なシオマネキ。
召喚すると腕がハサミに変化し敵を攻撃できる。
また硬い甲羅で敵の攻撃を防げる為、防御力が上がる。
召喚の効果は数ターン継続する。
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・玉と虎(たまととら)
炎と氷をまとった赤と青の唐獅子。
召喚すると2体の唐獅子が、炎と氷をまといながら敵の前列と後列を貫いて大ダメージを与える。
主人公一族が子を成す為には、神様との「交神の儀」(こうしんのぎ)は必要不可欠。
「交神の儀」の相手となる神様は数多く登場するが、最初から全ての神様を相手に選べるわけではない。
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地上には天界から降りて鬼となってしまった神様が数多く存在する。鬼となった神様の中には「鬼神」(おにがみ)と呼ばれる強力な存在となって、一族の前に立ちふさがる者もいる。
討伐中に「鬼神」を倒したり、鬼となった神様を解放することで、再び神様を天界に昇天させ、「交神の儀」の相手として選ぶことが可能となる。
能力の高い神様との交神は、素質の高い子どもの誕生に大きく影響する。
地上に降りた神様を昇天させることは、一族の強化に繋がる。
プレイヤーごとに様々な発展を遂げている他国では、遠征によってその国の施設を利用できる。
それだけでなく、他国にお金を払うことでその一族のキャラクターを自分の一族に迎え入れたり、出撃隊に雇ったりと、一族同士の親交、協力が楽しめる。
■結魂(けっこん)
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呪われた一族同士の魂を交わせ、新たな生命を誕生させる「結魂」(けっこん)。
神様との「交神の儀」とは異なり、お互いの一族の血脈が交わることで、相手の素質や容姿を受け継ぐ。同じ宿命に立ち向かう一族同士の間に生まれた子供は、思い入れが実感としてより強くなるだろう。
■養子
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一族に新たな血を加えるため、他国より養子を迎えることができる。自国の一員となった養子は、「交神の儀」によって子孫を残すこともでき、他国の血を繋いでいくことができる。
他の一族と自分の一族キャラクター同士で子を成す、「結魂」とは違い、互いの国の血が交じり合うことは無い。自分の一族より能力の高い他国の一族を養子にして戦力アップを図るなど、自分の一族に足りない素質を補うために積極的に活用しよう。
なお、他家の養子に迎えられても一族からそのキャラクターが消えることはないので安心を。
■傭兵
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他国の一族キャラクターを一時的に自国の出撃隊に入れることができる。討伐から戻ると傭兵もいなくなってしまう。一族の世代交代が上手くいかず出撃隊が不足した際や、自国の戦力ではクリアが難しい討伐の際などに活用できる。自分の一族にはない職業を試しに傭兵として使用し、気に入ったら養子に迎えるという活用方法もある。
■慶弔(けいちょう)報告
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他の一族との親戚付き合いのような交流を図る手助けをしてくれるのが、慶弔報告。
例えば自国から他国に養子に行ったキャラクターが死んでしまった場合や、そのキャラが子を成した場合などに、他国から慶弔報告が届く。その際に「花」を贈り、お悔やみしたり、お祝いすることができる。
子供が生まれたら両家に報告するといった、現実世界のお付き合いに近い交流が可能だ。
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また新規となる神様として、「おぬしの水先案内をしてやろう」との頼もしい言葉を放つ「流れ夷三郎」(ナガレイサブロウ)や、「どちらが主人か、まずはそこから」と畏怖すら感じさせる「豹尾院雅羅」(ヒョウビインガラ)なども、画像と共に発表されました。
刺激的な情報が続く『俺の屍を越えてゆけ2』ですが、待ちきれない方は既に配信が開始されている体験版(ゲームシステム編)をプレイしてみてはいかがでしょうか。初代の当主作成をはじめ、街での準備や投資、迷宮での討伐、「交神の儀」と世代交代による一族強化といった基本的なゲームサイクルや、ネットワークを介した他国への遠征も楽しめる、盛りだくさんな内容となっています。
ゲームデザイナーの桝田省治氏いわく「ゲーム内時間で1年、実時間で3時間超のサイズ」となる、ボリュームたっぷりなこの体験版。時間の余裕を見計らい、新たな『俺屍』の世界をご堪能ください。
『俺の屍を越えてゆけ2』は、2014年7月17日発売予定。価格は、パッケージ版が5,800円+税、ダウンロード版が4,800円+税、初回限定版が7,800円+税です。
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