『ドラゴンクエスト』は1986年にRPGとして発売され、『ときめきメモリアル』は1994年に恋愛シュミレーションゲームとして発売され、両者ともに大ヒットし、そのゲームジャンルを確立したと言っても過言ではない作品です。
エニックス(現:スクウェア・エニックス)が発売した『ドラゴンクエスト』は、当時の家庭用ゲーム機では珍しくRPGというジャンルを採用しました。そのころ、海外では『ウルティマ』や『ウィザードリィ』といった作品が人気を集めていましたが、日本ではまだRPGそのものが浸透しておらず、それらを参考に日本向けに作られたのがこの作品でした。
今ではすっかりRPGというのは浸透しており、それどころか海外から日本のRPGのことを「JRPG」と呼ばれるほどになりました。『ドラクエ』シリーズも順調に続いており、現在では『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』でオンラインゲームになっています。
1986年5月27日は、ファミリーコンピュータ『ドラゴンクエスト』の発売日でした! #DQ1 pic.twitter.com/RISM64uW1A
ドラゴンクエスト宣伝担当 (@DQ_PR) 2014, 5月 27
そして、コナミが発売した『ときめきメモリアル』は、恋愛シュミレーションゲームとして有名になった作品です。それ以前にもギャルゲーと呼ばれる女の子が出てくるゲームはいくつもありましたが、“キャラクターとゲーム中で擬似恋愛をする”というシステムを確立させ、人気を博しました。
現在では残念ながらこのジャンルは主流ではなく、家庭用ゲーム機向けのシリーズ最新作も(Girl's Sideシリーズを除くと)2009年の『ときめきメモリアル 4』で止まってしまっていますが、今でもギャルゲーといえば『ときメモ』のイメージが強い方も多いことでしょう。