真っ白に燃え尽きてそうな主人公…
「女子もゲーム三昧」担当のみかめです。夏といえばホラー。ホラーといえば夏。ここ最近はTV番組でホラー特集をみかけることもなくなり、夏の夜の怖さもやや半減してしまったように感じます。
「TVがだめならゲームで摂取すればいいじゃない！」というわけで今回は3DSダウンロードソフト『ゾンビズクール2』をプレイします。折りしもアークシステムワークス25周年の「夏のスペシャルセール」の対象タイトルになっており、定価510円のところ250円でプレイできてしまいます！今こそ買い時です！
◆モード＆難易度調整でボリューム満点
本作は5種類の銃を使いステージに現れるさまざまなゾンビを撃ちまくるゾンビ殲滅ガンアクションゲーム。ゲームモードは「ストーリー」「サバイバル」「ラーメン」の3つから構成されています。
■ストーリー
全50ステージとボリューム満点。1ステージクリアすると次のステージがアンロックされる形式になっています。「一定数ゾンビを倒す」「民間人を守る」などステージごとにクリアの条件が異なるのも特徴。クリア条件に関してはアンロック前も確認することが可能です。5エリア10ステージで10ステージごとにボスバトルがあり、物語が少しずつ進行していきます。
評価厳しめ！ノーダメージクリアしたのにランクB…！
ストーリーモードは難易度を3段階で調整可能。筆者はデフォルトのイージーモードでプレイしましたが、それでもかなり難しめ。適正レベルにしながら進めないと必ずボスで詰まります。アクションの上手い下手でどうにかなるものではなく、後述する武器のアップグレードがモノをいうので、1周ごとに難易度を上げるのがよさそう。これを繰り返せば最終的に150回も遊べるというわけです。
■サバイバル
手持ちの武器で民間人の女性3人を守るモード。女性が全員倒れたらゲームオーバーです。こちらは徐々にゾンビが強くなっていくので、だいたい現在攻略中のエリアより強いゾンビが出てきたところでアウトに…
■ラーメン
ラーメンってなんぞ？と思ったら、インスタントラーメンができるまでの3分間で遊べるモードでした。このモードでは3分間無敵状態なので、この間にどれだけの敵を倒せるかが目標になります。怠惰な夏休みのお昼ご飯といえばインスタントラーメン。待ち時間にサクッとプレイしつつラーメンの食べ頃までわかってしまうお得なモードです。
いくら無敵とはいっても、ゾンビから攻撃を受けている間は動けなくなるので、ハイスコアを狙うならゾンビを避けつつ、強力な銃で弾を惜しみなく使うのがポイント。
1ステージあたりだいたい2～3分、早ければ1分ほどでサクッと攻略が可能。ちょっとした休憩時間、電車の乗車時間で気軽に楽しめます。
◆銃を強化してゾンビを撃ちまくる！
主人公の武器は銃。マグナム、マシンガン、ショットガンなどガンアクションゲームではお馴染みの銃が5つ、ストーリーの進行にあわせてアンロックされていきます。動きの早いゾンビ（走ってくる！）や重装備をしたゾンビも現れるので、倒しやすい銃に切り替えて倒すのがポイント。ボスバトルではまったく効かない銃もあります。
銃はステージクリア時に手に入るポイントで火力、所持弾数、リロード時間などをアップグレードすることが可能。実力でどうにかなるものではなく、アップグレードせずに進めようとすると必ずボスで詰まります。特に護衛ステージがキツイ！アップグレードはポイントは貯まったらすぐ行うことをオススメします。クリア条件がラクで無傷クリアボーナスが獲得しやすいステージを覚えておいて何度もこなし、効率よくポイントを稼いでいきましょう。
アップグレード画面ではポイントで弾を購入することも可能ですが、なるべくならゾンビを倒した際に手に入る弾で賄っていきたいところ。拾った弾はクリップには装着されないので拾う前に必ずリロードしておくことを忘れずに！
◆オーバーキルな「必殺技」
画面上の敵を一掃する「必殺技」は、銃でどうにもならなくなった時、まとめて倒して最速クリアを目指す時に効果を発揮します。某スタイリッシュガンアクションゲームをほうふつさせる身のこなしでゾンビを撃ちまくる！！ザコ相手なら999を叩き出しオーバーキル余裕です。一定数のゾンビを倒すことがクリア条件のステージでは画面左上のゴールまでのパーセントを確認しつつ、ここぞという時に発動させましょう。
◆時にはゾンビのように…
ゾンビに囲まれてどうにもならない！という状況に陥ったら「ゾンビウォーク」もオススメ。ゾンビが味方と誤認して一定時間襲ってきません。まるでゾンビギャグ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」の世界。この間に手持ちの武器を変更したり体制を立て直すことが可能です。
また、ステージをこなすうちに「味方ゾンビ」が追加されていきます。なぜか主人公に柔順に従うゾンビ。こちらはゾンビがメイドになっている映画「ゾンビーノ」を思い出します。しかも味方ゾンビはアップグレードすることも可能。仲間にしたゾンビをステージに呼び出すと頭に紙袋を被って応戦してくれます。愛着わくのですが、敵と誤認しやすいのが悩みどころです（笑）
◆某ガンアクションゲームを2Dにしたら…
主人公の姿といい、スタイリッシュな必殺技といい、某3Dガンアクションと某3Dゾンビガンアクションゲームをほうふつとさせる内容。2つを融合させて2D化したらこんな感じになるのかな～と想像しながらプレイしました。2Dなのでもちろんヘッドショットを狙ったりと撃つポイントを細かく調整できませんが、ゾンビと同一ライン上に居ないと当たらなかったり、射程を外れていると当たらなかったり判定は厳しいめ。腕に自信ある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
アークシステムワークスの「夏のスペシャルセール」は8月19日まで。気になるタイトルは今のうちにDLしておきましょう！
■著者紹介
みかめゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。
ゲームはジャンル問わずなんでもござれ。難しければ難しいほど燃えるドMゲーマーです。
歴史・ホラー漫画、歴史コラム、イラストなど雑多に活動しています。
サイト「車輪の真上」
http://zwei.lomo.jp/syarin/
（C)GAME MUSEUM
（C)ARC SYSTEM WORKS
