新プロジェクトとして発表された『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、これまでのシリーズとは世界観などを一新し、シリーズの新たな柱となるべく立ち上げられた一作です。新規ユーザーも入りやすく、またシリーズの魅力を踏襲しているためファンの方も楽しめる作品として、現在鋭意制作中です。
本作のプロデューサーに抜擢されたのは、『モンスターハンター』シリーズの企画やアシスタントプロデューサーを経て、2010年に『モンハン日記ぽかぽかアイルー村』、2012年に『エクストルーパーズ』などでプロデューサーを務めてきた小嶋慎太郎氏。またディレクターには、『逆転裁判』成歩堂三部作のディレクターと脚本を兼任し、『逆転裁判4』ではシナリオ原案を担当した巧舟氏。本シリーズをよく知る巧氏と、新たな血となる小嶋氏により、浪漫溢れる大法廷バトルが誕生します。
そんな本作の舞台となるのは、19世紀末。文明開化の大号令のもと、欧州の文化を取り入れていく激動の時代にある大日本帝国。近代法廷の夜明け前となる激動の時代に、熱き若者たちの物語が幕を開けます。
■成歩堂 龍ノ介
「ぼくは弁護士になる…かならず!」
本作の主人公。大日本帝国、帝都有盟大学の学生。ある事件をキッカケに弁護士を目指すことになる。最新の司法制度を学ぶため、燃える正義を胸に、留学生として大英帝国へ旅立つ。
■御琴羽 寿沙都
「法務助士として、お役に立ちますとも!」
とある事情によって、法務助士という立場で成歩堂をサポートすることになる少女。海外の探偵小説を愛読する、先進的な夢見る大和撫子。
■シャーロック・ホームズ
「僕にとって推理とは、純粋論理の芸術なのだよ」
世界で最も有名な大探偵。その、あまりにスルドイ観察力と推理力は“真相”どころか、時に真実の向こう側まで行ってしまう。もはや「論理の大暴れ」。大探偵と弁護士の出会いが、倫敦の法廷に大逆転をもたらす。
■アイリス・ワトソン
「東洋でも読まれてるんだね。あたしが書いた、お話」
ホームズと同居する少女。8歳にして医学博士号を持ち、倫敦で大人気の小説「シャーロック・ホームズの冒険」を連載している。その推理力は、あの名探偵をも凌駕するというウワサも…?
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熱意溢れる龍ノ介が訪れるのは、産業革命のまっただ中、史上最大の繁栄を謳歌する“日の沈まぬ国”大英帝国。しかし、ガス灯の明かりの届かない霧に包まれた闇の向こうには、不穏な事件が蠢いていることでしょう。どのような難事件と法廷で向き合うことになるのか、今から楽しみですね。
なお、「東京ゲームショウ 2014」にてシアター出展が決定しています。ここでしか観られない映像で本作の魅力を紹介するとともに、開発陣による『大逆転裁判』のステージも予定されています。ゲームショウに足を運ぶ方は、こちらも併せてチェックしてみてください。
『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』は、2015年発売予定。価格は未定です。
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