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ビジネスディ1日目、SCEJAのイベントステージにて開催されたPS4『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』の遊王戦のステージ(実演プレイ)の様子をレポートします。
約10年ぶりにPSハードに帰ってきた『ドラゴンクエスト』。会場の様子を配信したニコ生では「おかえりなさい」の文言が飛び交っていました。本作は9月1日に行われた「SCEJA Press Conference」において発表された一作。発売はスクウェア・エニックス、開発はコーエーテクモゲームスのω-force(オメガフォース)チームが手がけます。ω-forceといえば『無双』シリーズ。本作でも一騎当千の壮快アクションが期待されています。
■両者の思いが通じて実現した作品
イベントステージにはスクウェア・エニックスの青海亮太プロデューサーが登場。また、遊王戦にはコーエーテクモゲームスから小笠原賢一プロデューサーが登場しました。小笠原プロデューサーが手に持っているのはホイミスライムの「ホミロン」。本作にも登場するキャラクターなんだとか。
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デモプレイに先立ち両プロデューサーから開発秘話が語られ、もともと堀井雄二氏が『ドラクエ』シリーズをアクションRPGにしたいと願っていたこと、そしてコーエーテクモゲームスの社長である襟川洋一氏が同作の大ファンであり、ω-forceが培ったノウハウを活かせないかと話をもちかけたことで実現したコラボであることが語られました。
■爽快感抜群の実演プレイ
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実演プレイに臨む小笠原プロデューサー。
今回のデモプレイでは1作目に登場した「ドラゴン」との闘いが披露されました。舞台は街の中。使用キャラは主人公アクトです。公開されているメーア、ディルクといったキャラクターも画面に登場。先ほど紹介されたホミロンの姿もありました。
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画面にはドラゴンだけでなくドラキー、おおきづちなどのおなじみモンスターが登場。まずは通常攻撃でサクッと倒します。ドラゴンは弱点の頭としっぽを重点的に攻撃。ジャンプしながら攻撃を打ち込むことも可能で、アクション性はかなり高い印象です。画面に表示された各ボタンには「しんくう斬り」「ひょうけつ斬り」といった特技が割り振られており、ドラゴンに強力な攻撃を叩き込みます。「デイン」の呪文も披露され、使いすぎた際に表示される「MPが足りない」という文言も確認できました。
連続攻撃や呪文によってドラゴンは難なく撃破。ここで終わる…かと思いきや、突如現れた大量の魔物に四方を囲まれてしまいます。さすがPS4。遠くの敵もワラワラしていて絶望感が半端ではありません。
ここでアクトのテンションゲージが100になり、スーパーハイテンション状態に。天空に掲げ雷を帯びた剣を振り払う「ギガスラッシュ」によるド派手なエフェクトが披露されると、画面上の敵は一掃されていました!
短い間でしたが、アクションの爽快感や、「ハイエンド機のドラクエはこうなるんだ」という可能性を感じる実演プレイでした。また、シーンごとに切り替わるBGMがとにかく秀逸。演出にも期待が高まります。
発売は2015年春の予定。あっという間に発売日となりますねと青海氏。まだまだお楽しみの要素が用意されているようなので、期待して待ちましょう。