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【TGS 2014】中国の大手オンラインゲームメーカー「空中网」(KONGZHONG)が日本進出

中国の大手オンラインゲーム開発企業の「空中网」(KONGZHONG)が日本法人「KONGZHONG JP/空中網JP株式会社」を設立し、それに合わせ東京ゲームショウ2014に初出展しています。

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KONGZHONG JPのブース
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  • 日本法人を設立して本格展開
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中国の大手オンラインゲーム開発企業の「空中网」(KONGZHONG)が日本法人「KONGZHONG JP/空中網JP株式会社」を設立し、それに合わせ東京ゲームショウ2014に初出展しています。

「空中网」は日本ではまだあまり知られていませんが、中国では有力なオンラインゲーム/モバイルゲーム企業の一つです。2002年3月に北京に設立されて以降、PC向けオンラインゲームの開発・運営で業績を上げ、2004年に米ナスダックへの上場を果たし、さらに2005年という早い時期からモバイルゲームの配信にも着手。現在はPC向けオンラインゲームの運営とモバイル関連サービスの提供、スマートフォン向けゲームアプリの開発及びパブリッシングの3本を主軸に事業を展開しており、サイバーエージェントのスマートフォン向けゲーム『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』の中国版の配信を担当することも決定しています。

今回設立されたKONGZHONG JPは、日本国内のパートナー企業とアライアンスを締結し、日本国内のゲームタイトルの中国展開及びKONGZHONGが中国展開しているゲームタイトルの日本展開、日本国内のアニメ・IPなどの中国展開、日中展開を視野に入れたゲームの共同開発を展開していく予定とのこと。東京ゲームショウ2014に設けられブースには、空中网の概要や事業説明、年次計画などをまとめたパネルが展示されているほか、同社が中国市場にて提供している各種タイトルのプレイアブル出展が行われています。

その中で『蒸気時代』というビジュアル的にちょっと気になるiOS向けタイトルがあったのでご紹介します。

本作は自分の町に様々な資源を生産する施設やユニット、装飾アイテムを建築して強化し、他のプレイヤーの町を攻撃する『Clash of Clans』系の戦略シミュレーションゲームですが、世界観やアートワーク、設定など全てのモチーフが「スチームパンク&ゴシック」になっています。



「もし産業革命以降も蒸気機関だけが発達したら?」という世界観のもとに繰り広げられる世界大戦には、他の類似ゲームにはない独特なクラシックな雰囲気があります。また、もともとPC向けオンラインゲームの企業だっただけにアートワークの描き込みがリアル志向且つ緻密で見応えがあり、カジュアルゲーマー以外の層も取り込めそうです。現時点では中国語以外のサポートは行われていませんが(ダウンロード自体は日本からも可能)、今回の日本進出に併せて日本版のリリースも予定しているそうなので、気になる人はブースでチェックしてみては如何でしょうか。

記事提供元: vsmedia
《籠谷千穂》
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