ゲームとしてはもちろんのこと、TVアニメなどでも人気を博してきた『デジモン』シリーズ。ゲームシリーズの最新作となる『デジモンストーリー サイバースルゥース』が来年のリリースに向け、刺激的な情報を続々と発表しています。
このたび到着した最新情報は、本作にとって欠かせない舞台のひとつ「電脳空間」に関して。電脳空間には、煌びやかな表層とはまったく異なる下層エリアが存在し、様々な破棄データやアングラサイトが集まるダンジョンと化しています。また一般人が近づかないことを利用してハッカーたちが悪さをする地区にもなっており、危険なエリアではありますが、それだけに謎や秘密の詰まった未知の地とも言えるでしょう。
■下層エリアとデジタルウェイブの道「クーロン」
電脳空間の下層エリアはさまざまなデータの残骸が蓄積されたデータの墓場となっており、データの吹き溜まりはダンジョンを形成し、一般ユーザーは近づかない危険な地域となっている。さらに電脳空間の膨大な通信データがデジタルウェイブとなって「クーロン」と呼ばれる通信網をなし、下層ダンジョンに流れ込んでいる。
そのため、様々なデータが交錯する下層エリアでは怪現象が発生しているという。下層エリアでいったいどんなドラマがまちうけるのか……?
■電脳空間の歪から現れるデジタルモンスター
電脳空間の下層エリアはハッカーたちのたまり場となっており、一般人は立ち入らない危険なエリアに。また膨大なデータが交錯しているため歪みが生じ、亀裂の隙間からデジモンたちが出現し、徘徊するダンジョンとなっている。
どうやらハッカーたちはそこでデジモンを捕まえているようだが、デジモンはいったいどこから出現しているのだろうか。しかもその歪みは、デジモン以外の存在を呼び寄せていると言うが……?
下層エリアの歪みからはデータ量の少ないデジモンが出現する。そこで出会うことができるデジモンの一部を紹介。
■パルモン
頭にトロピカルな花を咲かせた植物型デジモン。頭部の花は、楽しい時や嬉しい時は甘い香りを漂わせ、怒った時や危険を感じた時は大型デジモンも逃げ出すほどの臭い匂いを放出する。必殺技は強烈な毒性を帯びたツタを敵に絡ませる「ポイズンアイビー」。
■テリアモン
頭部に1本角を生やした非常に可愛らしいタイプのデジモンで、普段のゆったりとした行動からは実感することができないが、戦闘の際には、見た目以上のパワーを発揮する。得意技は両耳をプロペラの様にして小型竜巻を起こす「プチツイスター」。
■ハグルモン
歯車の形をした変種のマシーン型デジモン。ハグルモンには相手にコンピュータウィルスを送り込んで意のままに操る特殊な能力をもっている。必殺技はコンピュータウィルスを組み込んだ黒い歯車を相手の体内に埋め込んで、狂わせてしまう「ダークネスギア」。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
『デジモンストーリー サイバースルゥース』は、2015年発売予定。価格は未定です。
(C)本郷あきよし・東映アニメーション・テレビ朝日・電通
(C)BANDAI NAMCO Games Inc.