『ファンタシースター』シリーズの最新作であり、過酷な環境に置かれたキャラクターたちのサバイバルな状況を描くRPG『ファンタシースター ノヴァ』。巨大すぎる敵を相手に回しての戦いは、画面に収まりきらない迫力を存分に味わえます。
今年の8月に『ファンタシースター ノヴァ バトル体験版』が配信され、本作に興味を持つ多くのユーザーがその世界を一足早く体験。そのプレイを通じて寄せられた意見や感想を参考に、このたび公式サイトにて改善点とその詳細が明かされました。
■プレイヤーキャラクターの移動速度アップ
最大移動速度を、体験版の速度から1.4倍にしました。
『PSO2 EP3』での最高移動速度と同等になります。
■リングフィールドを1ボタンで作成可能に
サブパレットにセットできる消費アイテム「リングジェネレーター」を用意しました。サブパレットタッチでリングフィールドを作成可能となります。ヘイロウのグランアーツによるリングフィールド作成も残しています。
■入力レスポンスの改善
ボタン入力からアクションまでのレスポンスの遅れがあったので、遅れを限界まで削減しました。現在はオーバーラップレンダリングに必要な1フレームのみ遅延しています。
■グランアーツとテクニックの遅延改善
入力時の1フレームの遅れを考慮し、モーションフレームを調整しました。
技のレスポンスが違和感なくなるように全グランアーツとテクニックに対して実施しました。
■ロックオンアルゴリズムの調整
ロックオン時の優先順位を修正。
倒したエネミーにロックオンがしばらく残るバグを修正。
■納刀モーションの調整
歩き→走り→ダッシュの3段階だったものを、歩き→ダッシュの2段階にすることでトップスピードに入る時間を短縮しました。
■カメラの旋回速度の調整
カメラの旋回速度が速すぎたので、初期設定速度を遅く再調整しました。
■武器パレットの切り替え速度の調整
武器パレットデータを常時読み込み状態にし、機敏に変わるように修正。
■UIの反応速度を向上
アニメーション速度が遅く待ちが発生していたため、クイックなアニメーションに修正しました。
■サブパレットのタッチ範囲の調整
サブパレットのタッチの反応範囲の設定を見直し、押しているのに反応がないという誤動作がなくなるよう改善しました。
■ギガンテス戦の処理落ちを軽減
ヒットエフェクトが集中するときなど処理落ちが発生していたため、エフェクト自体の軽量化、エフェクト表示数の制限ルールを設定しました。
ピーク時での処理落ちが改善しています。また、ヒットウェイトなどグランアーツの演出で遅く感じる部分があったので演出も再度調整しました。
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『ファンタシースター ノヴァ』は、2014年11月27日発売予定。価格は5,980円(税抜)です。
(C) SEGA