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【今日のゲーム用語】「セガサターン」とは ─ 20年前の今日発売を迎えた、セガの名ハード

ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「セガサターン」です。

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ソフトやハードはもちろん、専門的な名称から業界人まで、ゲームに関わる様々な用語を多数収録している「ゲーム大辞典」。その中からひとつずつピックアップして紹介するこのコーナー、本日のテーマは「セガサターン」です。

「セガサターン」は、1994年11月22日に発売された家庭用ゲームハード。発売元はセガ・エンタープライゼス(現在は株式会社セガ)で、発売時の国内価格は44,800円。セガが手がけた6番目のゲームハードなので、太陽系第六惑星の土星にちなんだ名前になりました。

ラインナップの特徴としてはアーケードからの移植作も多く、加えて他のゲームハードと比べて移植の出来が良いと言われることも多い傾向にありました。また当時、『サクラ大戦』や『NiGHTS(ナイツ)』、『バーチャファイター』などのハード専用タイトルも好評を博しました。

本体には、セーブエリアを増やす「パワーメモリー」などを挿入できるカートリッジの差し込み口がありますが、端子の接触部分が少なく接触不良が起きやすいハードでした。さらに、「パワーメモリー」を使用し続けているとセーブデータに影響を及ぼす不具合が発生することもあり、愛用しているユーザーの間では「あるある」ネタのひとつにもなっています。なお、カートリッジの隙間に堅紙などを入れて応急処置をするユーザーもいました。

この他に、本体にはリチウム電池(CR2032)が必要で、電池が切れると本体に保存してあるセーブデータが消えてしまうという点も。どこまでもセーブデータ関連に悩まされたハードでした。

「セガサターン」をより詳しく知りたい方は、下記リンクより「ゲーム大辞典」の該当項目をチェックしてみてください。
■ゲーム大辞典:「セガサターン」 URL:http://game-lexicon.jp/word/%E3%82%BB%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%B3
《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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