
全身の血液を抜かれて人が殺されていく連続猟奇殺人事件が発生していました。マスコミは「現代の吸血狼(ヴァンウルフ)」などともてはやしていましたが、所詮はテレビの中でのことと気にしてない主人公。大学講義が終わると父が住み込みで管理しているアパートを訪ね、仕事を手伝ったり、優しい住人たちと触れ合ったりと楽しい生活を送っていました。
そんなある日、主人公の父親が連続猟奇殺人事件の被害を受け帰らぬ人に。巷でうわさの「吸血狼(ヴァンウルフ)」の仕業ではないかと推測されました。葬儀後、主人公は父の残したアパートで住み込みの管理人をすることになります。
父の遺品を整理していると、主人公は机の二重底の中から手記と銃を発見。アパートの管理人だと思っていた父は、仲間(住人)たちとともに吸血狼を狩るハンターだという事実を知ることとなります。
そして、日記の最後のページに残されていたのは「仲間の中に、俺たちをだましている吸血狼がいるのか?」という一文。
アパートの住人たちの中に吸血狼がいるのか?
父はその吸血狼に殺されたのか?
主人公は真実を知りたい一心で、仲間の中にいる吸血狼を見つけ出すことを決意します。