2000年のGDCで発表された初代Xboxから、マイクロソフトはGDCを特別な場所と考えてきた……スペンサー氏はこのように切り出しました。今年のGDCも同様で、年内に発売予定のWindows10とDirect X12がゲーム開発者に大きな変化をもたらすと言います。その鍵が究極ともいえるマルチプラットフォーム戦略で、すべてのWindows10デバイスとXbox Oneがオンラインでつながり、ゲームが提供できるというのです。
鍵を握るのは、Windows 10で標準搭載されるXbox Liveです。世界には15億台ものWindows PCが普及しており、将来的にこれらすべてのデバイスとXbox Oneがオンラインで接続され、ゲームが提供可能になるというビジョンです。Windows 8で登場したアプリストアも拡張され、Windows 10デバイスとXbox Oneの双方からアクセスして、アプリやコンテンツを一括的に購入できるように拡張される予定です。
スペンサー氏は、Windows 10がスマートフォン(Windows Phone)からタブレット、PC、テレビ(Xbox One)、組み込み型器機、そして2015年1月に公表したヘッドマウントディスプレイ(HMD)型の表示装置「ホロレンズ」まで、あらゆるデバイスに浸透していくと語りました。そのためゲーム開発者は最低限の改変で、1つのゲームをあらゆるデバイスに対応させられるようになるといいます。
この恩恵が得られるのは大手ゲーム会社だけでなく、インディゲームデベロッパーも同様です。すでにサポートプログラムのID@XBOXでは、40本のゲームがリリースされており、1000件以上の開発者が登録済みで、あらたに20本のゲームが発表され、Windows 10デバイスにも対応していくとのこと。またPC向けに専用ゲームコントローラーの無線アダプタも発売が予定されていると発表されました。
デモが行われたのは『IDARB』(Other Ocean)です。現在はXbox One向けにリリースされていますが、近くWindows 10デバイスでもプレイ可能になるとのことで、会場でもXbox OneとWindows 10デバイスで対戦プレイが行われました。またチーム対戦が楽しめるファンタジーアクションゲーム『GiGANTiC』(MOTIGA)でトレーラーの紹介も行われました。
E3 2005で当時Xbox事業のトップだったロビー・バック氏は「Xbox 360は世界10億人に届けたい」と宣言しました。E3 2006でビル・ゲイツ氏は「Xbox 360をウインドウズや携帯電話と結びつけて、どのように活用していくかが、今後の大きなポイントになっていく」と述べ、「Live Anyware」構想を提唱しました。その後、PCとテレビとスマホをクラウドで結ぶ「3スクリーン構想」などのビジョンも語られました。
こうした文脈のもとに今回、あらためて15億台という数字が登場してきたわけです。数字だけを見れば突飛に感じられるかもしれませんが、究極の目標~あらゆる人がコンピューティングパワーの恩恵を受けられる時代~に向けてコツコツと技術を積み上げてきた結果だと言えるでしょう。勝つまで戦いを止めないマイクロソフトの姿勢に、改めて注目していきたいところです。
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