「Trickey」は、さまざまな要素をカスタマイズすることができるキーボードです。キーボードのショートカットを変えられるのみならず、キーのデザインやキーボード全体の形を変えることも可能となっているのが特徴です。
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この「Trickey」を制作したのは、東京大学工学部 電子情報工学科・電気電子工学科3年生の城啓介さんと小川徹さん。講義の自由課題としてこのキーボードを制作したところ評価され、キビテクと協力して製品化を目指すことになりました。
キーボードはPCを使ううえで必須のデバイスですが、通常のフルキーボードは大きいうえ、実際に使うのは一部でしかないケースもあります。「Trickey」はソケットにキーをはめる形式となっているため、自由なサイズで使えるうえに拡張も可能。もちろんソフトウェアでキー入力も変更可能なので、さまざまな用途に適しています。
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具体例としては、タブレットを使ってイラストを書く際の補助キーボードにしたり、あるいはゲーム用としてのカスタマイズも可能で、「Trickey」で作った『World of Tanks』仕様のキーボード(上記写真)も公開されています。
「Trickey」プロジェクトは、30,000ドルのゴールを目指して支援者を募集中。また、Kickstarterの「Trickey」プロジェクトページでは、支援者に対するリワードやキーボードの詳細も公開されています。