『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX オンライン』は、日本のアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」を題材にしたPC向けオンラインFPSゲームです。プレイヤーは“'公安9課”に所属する主人公となり、「草薙素子」などの原作にも登場するキャラクターたちと戦いを繰り広げます。なお、PvPを中心としたモードが提供される予定になっています。
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本作のSACテストが韓国で実施されたことは既にお伝えしましたが、新たにゲーム詳細情報が公開されていますので、その情報をお届けします。
■公式ゲーム紹介ビデオ(韓国版)
本作では、FPSの基本的なゲーム性に、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」ならではの“電脳ネットワーク”という要素を加え、戦場情報と仲間を活用した戦略的なプレイを繰り広げることができます。また、固有の能力を取り揃えたサイボーグキャラクターの“義体改造”を通じて、自分好みのキャラクターに最適化させることも可能です。
■公安9課・隊員のスキル
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX オンライン』では、原作の主要人物たちが、さまざまなスキルを持って登場します。たとえば、「草薙素子」は自分の姿を消す“光学迷彩”といったスキルを持っており、それぞれで異なる戦闘スタイルを楽しめます。今回は、公安9課の隊員7人と傭兵隊員が1人、計8キャラクターが公開されています。
■草薙素子
冷徹で中性的な魅力を持っている“公安9課”の実質的なリーダー。
●ゲーム内スキル「光学迷彩」
自分の身を一定時間透明にするスキル。透明状態では、敵に発覚される可能性が非常に低くなります。また、レベル2の光学迷彩を使用すると、透明効果が強化され敵のスキルに探知されません。
■バトー
小火器から重火器まで、幅広い武器の扱いに長けています。見かけによらず人間味のある性格で、タチコマに天然オイルを与えるほど暖かい心を持っています。
●ゲーム内スキル「アームランチャー」
義体の中に隠しておいたランチャーでミサイルを発射させ、大きなダメージを与えます。レベル2のアームランチャーでは、弾頭がもう一発発射されるようになります。
■サイトー
義体化しているのは、“鷹の眼”と呼ばれる義眼の左目と片方の腕のみ。9課の中では、義体化の割合がトグサの次に低くなっています。
●ゲーム内スキル「熱源スキャン」
熱を探知する衛星スキャンと、敵の雑音を感知するセンサーを作動させ、スキル発動中に敵の位置を把握できます。レベル2の熱源スキャンでは持続時間が増加します。
■パズ
無口でクールな性格の持ち主。公安9課内で潜伏、妨害を担当しています。ナイフを利用した格闘術に優れています。
●ゲーム内スキル「加速疾走」
身体が強化され移動速度が瞬間的に増加します。レベル2の加速疾走を使うと、持続時間が増加します。
■トグサ
刑事出身で、公安9課で唯一家庭を持つ隊員。電脳以外は生身である点が特徴です。
●ゲーム内スキル「特攻捜索隊」
スキルを使用すると、目標物を探知・追跡・爆発させるAIロボットを召還します。レベル2では、ロボットが2体召還できるようになるうえ、爆発時の閃光効果が追加されます。
■ボーマ
バトーと同じタイプの義眼を着用している隊員。身長200cmで、電脳戦と爆破物の専門家。
●ゲーム内スキル「内分泌融合」
体内活性細胞を増幅させることで瞬間的に回復力が大幅に増加し、戦闘中に消耗した体力を回復することができます。レベル2のスキルを使うと回復力がより強力になるとともに、少しの間APとHPが増加します。
■イシカワ
電脳戦の専門家ですが、かつて軍に勤めていたこともあり、戦闘能力自体も低くありません。9課では最高齢隊員のため、沈着で老練さが見られます。
●ゲーム内スキル「セントリーガン」
セントリーガンを設置し、一定範囲内の敵を自動で攻撃します。レベル2のセントリーガンは、より長時間維持され、より広範囲を探知します。
■第8隊員(スカーレット)
各種武器関連の知識や戦術戦略に優れた戦闘スペシャリスト。9課の正式な一員ではありませんが、課長と素子から大きく注目されている人材です。“電脳遮蔽膜”を活用し、敵の視野を撹乱させ自軍をサポートします。
●ゲーム内スキル「電脳遮蔽膜」
敵の視野を遮断し、投射体(弾)の威力を減少させるホログラム遮蔽膜を設置します。レベル2の電脳遮蔽膜では、より広い範囲に効果が及びます。
■スキルシェアシステム
本作では原作の“ネットワーク”という題材を使い、ゲームの特定スキルを周りの友軍に共有する“スキルシェアシステム”を実装しています。このシステムでは、「光学迷彩」や「熱源スキャン」など4種類のキャラクタースキルが共有可能で、最大4個のスキルを同時に使うことができるようになります。
そのため、射撃の熟練度だけで勝敗が決まるのではなく、構成員のスキルの組み合わせと協力プレイが結果に大きな影響を及ぼします。
■支援兵器・義体破壊システムなど
また通常の射撃以外に、味方の射撃を支援する兵器も登場するほか、義体改造で攻撃力を上昇させることができるなど、カスタマイズによって戦略が変化します。
さらに、近くにいる敵を前後方から一発で倒す際は「近接暗殺システム」という演出が挿入されます。