1999年にドリームキャストで発売された『シェンムー』は、70億にも上る膨大な開発資金を投じ、自由度の高さやリアルな街並みの作り込みなど、当時としては画期的なその発想はオープンワールド系ゲームに強い影響を与えた作品です。そして1991年にメガドライブで発売された『ベア・ナックル』は、『ゴールデンアックス』のシステムを世襲しながらも、当時人気だったカプコンの『ファイナルファイト』の要素を用いた作品で、両作品とも古代祐三氏が音楽を担当しています。
今回発売されるレコードでは、改めてリマスター処理を行い、『ベア・ナックル』については古代祐三氏も協力。レコードは180gの重量盤LPになり、実際のリリースの際にはジャケットと帯がついたものが購入者に送られるそうです。
販売は、5月30日より同社サイトにて予約受付を開始し、発売は9月を予定。価格は一枚19.99で、早期の予約注文者には特典付きの限定版が販売されます。
なぜ今になってレコードなのかという気もしますが、今回のレコード化について古代祐三氏は、自身のTwitterアカウントで以下のように述べています。
当時クラブではまだレコードが主流でした。そこで触発されて生まれたサウンドが、四半世紀近く経った今、再びレコードとして蘇ることになるのは、とても感慨深いものですね。
古代祐三 (@yuzokoshiro) 2015, 5月 22
ちなみに「Data Discs」のSoundCloudアカウントでは、シェンムーのリマスター音源が視聴でき、懐かしのBGMに耳を傾けることができます。