最新ゲーム機を舞台に、果たしてどのような一作に仕上がるのか。誰もが気になる本作への疑問・質問をぶつけるインタビューの後編では、PS4版ならではのポイント、そして価格・発売時期から今後の展望まで、大胆に訊ねてみました。前編より引き続きご覧ください。
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──ジャレコチームの存在やドット絵アニメへの力の入れ方などを伺いましたが、このほかにもPS4版ならではの特徴などがあれば、現在想定している範囲のものでも構わないので教えてください。
吉川氏:確定しているものでは、ローカルでの対戦機能があります。
喜多村氏:オンライン対戦に関しては見送っている状態ですね。『燃えろ!!プロ野球』をオンラインで対戦していると、回を追うごとに口数が少なくなっていく気がするんですよ(笑)。
吉川氏:もしオンライン対戦を導入するとしても、『燃えプロ 2017』とかになるかなという感じで、今のところ未定ですね。ローカル対戦とシェア機能への対応はあります。
喜多村氏:シェア機能ではひとつ考えていることがありまして、ゲーム内に看板が表示されるんです。今はクラリスゲームスとメビウスになっていますが、そこにクライアントの広告を入れることで、シェア機能を使った時に抜群の宣伝効果が生まれるのではないかと(笑)。
吉川氏:ホームランを打った時とか、でかでかと出ますから。インサイドさん、いかがですか?(笑)
──お、いいですねぇ(笑)。
喜多村氏:ただ、スポンサーさんが集まってくれますかね。その辺りは、今後の調整ということで。
──ここはズバリ伺いますが、バントホームランは可能なんでしょうか?
吉川氏:バントして偶然ホームランになることは・・・あり得るんじゃないでしょうか、確率的に(笑)。
──(一同笑)
喜多村氏:プレイヤーの腕前次第じゃないでしょうかね(笑)。バントホームランが打てるようになれば、シェア機能でも大人気になると思いますので、頑張ってみてください。
──腕を磨いてバントホームランを目指すといった、挑み甲斐のある目安のひとつになる感じでしょうか。
喜多村氏:そうですね。(バントホームランで)トロフィーを付けようと思ってます(笑)。色んな方からトロフィーにしてくれというご要望をいただいているので、これはぜひ実現したいなと。
吉川氏:ただ現時点では、(バントホームランの発生は)確率なのか特定選手などの条件なのかは、まだちょっと・・・でも打つこと自体は可能なんじゃないでしょうか。
喜多村氏:何でボカすんですか(笑)。
国原氏:バントホームランは『燃えプロ』の代名詞的なところがありますので、入れたいですね。
──では、バントホームランが頻繁に出るような、一見派手だけども乱暴なゲームバランスにはしない、という方向性でもあると考えてよろしいのでしょうか。
吉川氏:そうですね、息の長いものにしていきたいと考えてますから。
喜多村氏:このソフトのためにPS4を買うという人もお聞きしているので、そういう人たちの期待にも応えないといけませんし。
吉川氏:将来的な話をするならば、『ファミスタvs燃えプロ』みたいなのもやってみたいですしね。
──! それも見たいですねー。どんな画面になるのかを想像するだけで、ワクワクします。
喜多村氏:3DSで2画面同時表示とかどうですかね。片方が『ファミスタ』で、もう片方が『燃えプロ』の画面で(笑)。
──『ドラクエ』の最新作みたいな感じですね(笑)。ちなみに野球ゲームとしてはやはり気になるポイントとなる、選手名はどうなっているんでしょうか。
喜多村氏:実名はさすがにマズイんですよね。
吉川氏:ちなみに(キャラクターの)名前って、自分で入れたい場合もあるじゃないですか。なので、そこをユーザーさんにお任せするような機能も搭載できたらなと考えているところです。
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国原氏:ごく簡易的なエディットみたいなものですね。
吉川氏:リリースデータとしては別の名前が入っていたとしても、そのキャラの名前を書き換えるのはユーザーさんの自由ですからね。
──それを止める権利は誰にもありませんね。
国原氏:ユーザーさん一人ひとりが思い入れのある名前を入れていただければと(笑)。
喜多村氏:あとこれは余談ですが、シティコネクションさんから本作のサントラが出ることを祈ってます(笑)。
吉川氏:あはは(笑)。あと音楽面で言うなら、今回ジャレコチームがあるので・・・そこで何かが起きる可能性がありますよね。
喜多村氏:マジすか!? あ、いや・・・頑張ります(笑)。
──まさに夢のようなソフトになりそうですね(笑)。
国原氏:ジャレコチーム、優遇されすぎですね(笑)。
喜多村氏:実況映えするチームになりそうですね。それと実況と言えば、今はまだ社名は言えないんですが、色んな会社さんと連動して色々出来ればなと思っています。あと発売前に編集部対抗の大会なんかもできたら嬉しいですね。
──その時にはぜひ声をかけてください。