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歴代マリオシリーズの素材を使ってオリジナルコースが作れてしまう魅惑のソフト『スーパーマリオメーカー』。作るだけではなく、世界中から日々投稿されるコースで遊ぶ事もでき、プレイするだけでもかなり楽しめます。既に100万以上のコースが投稿されているとか。一生かけても遊び尽くせないですね。
投稿されたコースは全世界と国内から検索することが可能。多くの評価を得ている人は「職人」としてランキングに表示されます。プレイした結果、日本は「さすが職人の国」
としか言いようがないコースが多め。仕掛けが巧妙すぎる。国民性がでますね。
ゲームを通じて世界中の人と繋がり国民性を感じることができる。素敵な話じゃないですか。筆者もそこに参加したい。というわけでコース作ってみました!
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本作は作ったコースを自分でクリアしなければ投稿できません。「コースとして成立してる」ことが大前提。そりゃそうだ! と1からプレイしたものの、クリアすることができない…制作中はポイントごとにチェックしては修正を繰り返していたので、まさかの事態です。
ここで筆者は気がつきました。上位ランカーの「職人」たちは、職人としての腕だけではなくゲームの腕もあるのだと。しょせん人は身の丈に合ったものしか作れないのか…
だけど諦めないで。『マリオメーカー』は難易度が高いステージを作るのが全てではありません。ネタコースでもいいのです! 「コンセプト」がしっかりしていることが大切。コイン取り放題ステージでもいい。限界までクリボーを置いたステージでもいい。クッパをひたすら観察するだけのステージでもいい。公式が発表できないネタコースこそ、我々ユーザーの腕の見せ所なのです!
ホンネ君「そのネタがスベってると目も当てられないがな」 はい、その通り…
ちなみにネタに詰まったら、ホームボタンを押して取扱説明書を開くことがオススメ。パーツ配置のテクニックからゲーム作りのノウハウまで学べます。
そしてこちらが筆者の投稿したコースになります。ゲームの腕が微妙な筆者は、手元にある『ゼノブレイド』のシュルクのamiiboを使い、ひたすら「うるさい」コースを作りました。
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シュルクが決意表明しまくるステージ…【B077-0000-004E-2671】
原作のコンテンツ力に助けられた感は否めない…
Wii U『スーパーマリオメーカー』はパッケージ版5,700円(限定仕様ブックレット付)、DL版4.700円で発売中。
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みかめ ゆきよみ
ゲーム好き、日本史好きの漫画家兼フリーライター。ゲームはジャンル問わず下手の横好きでなんにでも手を出す。歴史マンガ、コラム、イラストなど雑多に活動中。
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