ギア同士の合成で新たなるギアに！進化システムとは？
２０１５年９月１７日の大規模アップデートにより実装されたシステムであるギアの進化とオーブ。まずは進化について解説していきましょう。進化は前回記事で紹介した覚醒システムとは異なり、ソウルではなく特定のギアをベースに、素材となるギアを合成することでギアを強化することができます。まず、進化可能なギアは現段階では数が限られています。そして、進化の条件は、上記写真にもありますがレベル最大、覚醒（超覚醒）済みであること（限界突破の必要はありません）。条件を満たした上で、素材を揃えると進化が可能になります。進化することによってレベルは１に戻り、覚醒も行っていない状態に戻りますが、次のようなメリットが得られます。
・レアリティがひとつ上がるので、最大レベルが上がり、パラメータの最大値も大きく向上する。
・ギアバーストが大きく強化される。
・アビリティは再度覚醒しなければならないが、覚醒により進化前よりさらに強化される。
以上のように、基本的にデメリットがなく、単純に強化されるなら早く進化させたい！と誰しも思うところ。筆者も当然思い同じくして、さっそく進化素材集めだ！とはやる気持ちになってはみたものの、これが実はなかなか大変。筆者の所持している進化可能なギア「トリスメギストスソード」の場合だと、進化素材として「シコウテイペンダガー」が４本と「シンカエルハンマー」２個が必要（下記写真参照）。シコウテンペン…☆５の討伐イベントからドロップか…やってやるさ、という筆者の前に立ちふさがった罠とは…
「逆襲のコウテイペン！シコウテイペン」の罠！ 意外！それはソロ限定！
討伐は難しそうだけど、マルチプレイでコツコツとギアを集めればいいんじゃない？と気軽に考えていた筆者でしたが、それは大きな誤りなのでした。
☆５の討伐だけあり、水属性化させて行動不能にする凍結ブレスによる攻撃、くちばし連続突き刺し攻撃などを繰り出してくるシコウテイペン自体がそもそもかなり強いにもかかわらず、ソロ限定のため、マルチプレイで他の強いプレイヤーの力を借りることはできません。さらに、ソロ限定ということは自分のスタミナを上級では２０消費しなければならず、トライできる回数も限られます。
また、光属性のシコウテンペンに対して、光クエストに効果的な闇属性装備を筆者があまり持っていないことが苦戦の最も大きな要因となりました。上記写真はありあわせの装備で挑んで半死半生、死屍累々になっている様。こうして討伐に挑んで失敗し、スタミナだけを無駄に消費していくという悪循環に陥るハメに…。
ここで考えを改め、急がば回れ、「シコウテイペンに挑むためのパーティ全員分の闇装備をまず取りに行く」と発想にいたった筆者。幸いにも、前回紹介したゼウスソードはじめ、進化させたいトリスメギストスソード、また前回記事の襲来イベントで手に入れたキディ・ベア装備など、光属性の装備はそれなりに持っていたため、闇の討伐イベントでの装備集めはシコウテイペンほどは苦戦しませんでした。
筆者がギアを集めたのは同じくソロ限定の☆５討伐イベント、「暗闇に潜む巨大蟲 クラヤミンボ」。こちらもボスが水属性化攻撃や、開幕ノーモーションでの突進攻撃などを繰り出してきますが、やはり属性での優位があるためか、かなり安定して倒すことができました。こうして地道にクラヤミンボ装備を集めたのちにシコウテイペンへと立ち返り、また地道にシコウテイペンギア集めを繰り返した結果、ついに４本のダガーを入手することができました。長かった…。
もうひとつの進化素材「シンカエル」の入手方法は？そしてついに！
もうひとつの進化素材「シンカエルハンマー」などシンカエル系のギアは、特定の期間限定イベントのミッションでの報酬以外では、ハンターメダル交換所でメダル１５０個につき一個交換できるなどで、入手方法はかなり限られています。ハンターメダル自体も、デイリーミッションで一日につき４個、その他には曜日クエストの報酬で入手、またはガチャで手に入れたの☆３以上のギアを納品（売却）したときなど、これまた入手方法が限定されているため、率直に言ってシンカエル自体が「お高い」といわざるをえないところですが、早く進化させたい！という気持ちに勝つことはできず、交換所で入手（下記写真）。
そしてついに、トリスメギストスソードの進化に成功！この新たなる大剣をもって、モンスターどもを我が剣の錆としてくれよう！
ギア強化の仕上げ？オーブの生成、強化について
オーブとはギアに装着することでギアの能力を高めることができるアイテムのことで、その生成には各オーブの「レシピ」と、大量のソウルが必要になります。レシピは、イベントのミッション報酬以外では、各種クエストでごくごく稀にドロップするほかなく、まずレシピを手に入れるのが一苦労。ここでは、アップデート記念でプレゼントされた「ミリオンレクスのオーブレシピ」を元に見ていきましょう。まず、生成だけでも☆５のソウルが３０個ずつ必要と、これだけでもかなり大変なことがわかります。
また、２０１５年１１月５日のアップデートにより追加された新要素であるオーブ強化についても解説していきます。こちらも同様にミリオンレクスのオーブを元に見ていきましょう。
下記写真の通り、オーブのレベル１上げるだけで各１０個ずつ☆５ソウルが必要でこれまた楽とはいえません。また、装着前のオーブはソウルだけで強化することができますが、装着後のオーブはレシピも強化一回ごとに消費してしまいます。レベルの最大は５とはいえ、レシピがそう簡単に手に入らないことを考えると、欲を言えばオーブをギアに装着する前に強化しきっておきたいところ。また、一度装着したオーブをギアから取り外すのには、「オーブトレール」という専用のアイテムが必要になります。こちらもメダル交換所でひとつあたりメダル１００個で交換できる以外は特定のミッション報酬などでしか手に入らず、かなりの貴重品と言えます。
以上のことから、レアリティの高いオーブをつけるには、装着するにふさわしい、「一生もの」とも言える強力なギアによく考えてからつけた方が良さそうです。まずは、レアリティの低いオーブの生成から始めて、現状での最強の手持ちギアに装着するなどして、徐々に慣れていくと良いでしょう。
超襲来イベントに挑戦！これぞ涅槃の極地なり
進化やオーブで強化したギアを携え、いざ最高難易度となる超襲来イベントにも挑戦！
今回チャレンジしたのは２０１５年１１月１６日から１１月２４日まで開催されていた超襲来、「☆５ニョライ 無上涅槃の極果なり」。事前に火属性のクエストであることが告知されていたため、水属性のギアを全力で強化、ありあわせとはいえ手持ちのベストとも言える装備でクエストに臨んだものの…
あまりの強さにやはり初見では敗退…。ボスの攻撃は序盤はそこまで苛烈ではないものの、中盤以降、仏像の座った結跏趺坐（けっかふざ）の姿勢とともに漢字の「待」「縛」「封」「天」の文字が出現し、その後に放たれる攻撃が非常に強烈。「待」はカウンター攻撃で、この文字の出現時に攻撃を当ててしまうと、「罰」の文字に変化し、ハンターを気絶させたのち頭上から巨大な拳の振り下ろし攻撃で大ダメージを与えてきます。
この攻撃は、気絶した後に全力でタップ連打すれば振り下ろしまでに復帰することができるので、ガード、もしくはギアバースト発動の無敵時間を利用してしのぐことができます。また、「縛」で感電攻撃、「封」でギアバーストが一定時間使用不能となる攻撃が繰り出され、どちらもガードしても多段の大ダメージとなり、これまた強力。さらに、最強の攻撃となるのが「天」の字ののちに多方向に発射されるビーム攻撃。これはあまりに強烈なダメージのため、ギアバースト使用の無敵時間で回避しなければ、まさに成仏必至の昇天攻撃。このために、ギアバーストはかならずひとつは使用可能な状態にしておくのが安全でしょう。
攻略の鍵はハンマー多め？ついにニョライに勝利！
ニョライに挑んでは失敗を繰り返していた筆者ですが、ある時「ハンマー装備の人がマルチ募集していることが多いなぁ」と気がつき、部屋に入ってみたところなんと筆者以外のメンバー全員がハンマー装備。ハンマーは特殊攻撃の「ぶん回し」で気絶値を大きく与えることと、多段のためギアバーストゲージを溜めやすいのが特徴。このハンマーのぶん回しを全員でニョライに狙っていくことで、あわよくば「待」「天」などの攻撃をのけぞらせたり、気絶させることでキャンセルを狙い、危険な攻撃は適宜ギアバーストで回避、終盤に大ダメージ系のギアバーストで一気に削ってトドメを刺しにいくスタイルがかなり有効な戦法ということがわかり、ついに勝利を収めることができました。
下記写真は一緒に戦ってくれたハンターの中でも数多く見られた装備の一例。水属性ギアでも、ソロ討伐で比較的入手が狙いやすい☆５ギアのキモイラセットと、モンスターに与えたダメージに応じてダメージが上がり、中盤以降は何十万という超大ダメージを与えることができるギアバースト「トリスアルスマグナ・極」を使うことができるトリスメギストスアーム（進化後）の組み合わせ。他にも、他の種類の水属性ギアでＨＰ回復が可能なヘッドギアや、バリアオーラ解除のアームギアなどを使用するハンターも数多く見受けられました。
ハンマー多めパーティでついに初勝利！筆者だけ場違いに、しかも使用経験が少なく使いこなせなかったランス装備なのが心苦しい…
この後、ニョライからドロップしたハンマーを筆者も使用することで抜群に勝率を高めることができるようになり、ヘッド、メイル、アームの全部位の☆５ギアをニョライからゲットすることができました。
さらなる強敵を求めて… 他の超襲来にもチャレンジ！
2015年11月30日から、12月7日終了予定で現在開催されている新たな超襲来イベント、「超襲来☆５ソウソウ 蒼天舞う、乱世の奸雄」にも挑戦してみました。こちらは水属性のボスと、光属性と水属性の道中の雑魚敵で構成されているクエストのため、同時開催されているガチャで排出されるレジェンドギアで、木属性と闇属性の二属性の属性防御力を持つ「リュウビギア」「カンウギア」を手に入れることができれば有利に戦えるのですが…筆者は残念ながら手に入れることができず、襲来・討伐イベント産の木ギアをなるべく限界突破してレベルを高めてトライすることに。
ボスであるソウソウは90％と60％のダメージオーラを使用する他、凍結攻撃、火達磨攻撃からの連続での打撃攻撃など多彩な攻撃を繰り出してきます。また、直立するかのようなポーズで静止してから、小型の龍や、水色の矢を大量に浴びせかけてくる攻撃が威力が高く、こちらをギアバーストの無敵で回避できないと大ダメージを受けてしまうハメに。凍結攻撃などの回避のためにギアバーストを使用してしまうと、より大ダメージの攻撃をギアバーストで回避したくともギアバーストゲージがない、という状況に陥りがちなので、状態異常を無効化するギアを用意しておき、ギアバーストでの回避はなるべくピンポイントでの使用にしておきたいところ。こちらの超襲来もクリアすれば☆５のギアを獲得のチャンスがある他、ノーコンティニュークリアで称号の獲得、クリア回数に応じたミッション報酬で虹の歯車なども用意されているので、腕に自信がついてきた方は是非トライ！
超襲来を上回る難易度！？ 極悪難易度［極級］に挑め！
「冬と言えば鍋の季節！鍋と言えばフグだブヒ！」と軽いポテト教官の導入とはまったく反して、超襲来を上回る難易度で襲ってくる［極級］の襲来イベント、「［極級］襲来！怒りに燃えしオニフグ！」（2015年11月27日から開催中、12月4日終了予定）。上級とは違い、ボスは圧倒的なタフネスを誇るＨＰの多さだけでなく、☆５装備のレベル６０の有利属性（火属性クエストなので、今回は水属性）のギアではガードの上からでもガリガリ削られてしまうほどの高い攻撃力を持ち、長期戦は難しくなっています。しかしそれにもかかわらず、上級との大きな違いとして、ボス前の道中敵が一体しか出現せず、バトル２までしかないために事前にギアバーストを溜めるのも難しくなっており、ボスとの殴り合いでギアバーストを溜めていく必要があります。ボスの攻撃パターンは上級と変わらず火達磨、毒、ダメージオーラなどは変わっておらず、特にダメージオーラは１００％反射のためこれへの対策は必須。また、ギアバーストが溜めにくいことを考えると、通常攻撃でのダメージも重要なダメージソースとなるため、攻撃力の高い水属性の武器も必要。防御面では、限界突破したレベル60以上、欲を言えばレベル100の水属性ギア、それに加えて状態異常対策ギアなどが必要になるでしょう。
この火を溜めるモーションから火達磨にするビームのようなブレス攻撃を放ってきます。対策ギアがなければギアバーストで回避したいところ。また、状態異常を受けない場合でも、ガードしただけでかなりの体力を削られてしまいます。
極悪難易度の極級クエストに、見事活躍度１位で勝利！腕装備「クーラハブラウアーム」の合体ギアバーストが活躍ポイントとなりました。大剣ではギアバーストが溜めにくいですが、体力回復が可能なギアを仲間が使用してくれたおかげで、ギアバーストを溜めるだけの継続戦闘が可能となり、合体ギアバーストを使うことができました。
極級ならではの特典として、ノーコンティニュークリアをすると確実にギアをドロップしてくれます。腕に覚えアリ、の方は上級でギアを狙うよりも手早くギアを揃えていくことができるかも！？
以上、今回はギアの進化とオーブによる強化について、そして超襲来など高難易度クエストについて見てまいりました。初心者の方がすぐに超襲来クエストなどをクリアするのは難しいかも知れませんが、襲来や討伐で徐々にギアを集めて限界突破や、進化やオーブの使用など、少しづつ強化を繰り返してクリアを目指していきましょう！次回は、１２月上旬に予定されている大型アップデートについてご紹介していきたいと思います。キーワードは「バースト」！？ご期待下さい！
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