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『OZ Chrono Chronicle』は、誰もが懐かしさを感じる童話の世界がモチーフで、暖かみのあるグラフィックや可愛らしいキャラクターが印象的。タイトルにもある「オズの魔法使い」だけでなく、「ふしぎの国のアリス」「白雪姫」「ピーターパン」など、多彩な童話作品の世界が題材になっています。スマートフォン向けのゲームでありながら、3Dグラフィックのクオリティは非常に高く、衣装やキャラクターの細部まで緻密に描かれています。
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気になるストーリーは、おとぎ話のような雰囲気を持ちつつ、可愛らしいキャラクターたちの織りなす、コミカルでとにかく明るい展開が特徴。主人公のドロシーを演じる堀江由衣さんやチェルノシカ役の井上麻里奈さんをはじめ、豪華声優陣によるフルボイスに思わず聞き入ってしまいます。一度クリアしたストーリーをリプレイできる「アルバム」、イベントシーンのイラストを見られる「ギャラリー」機能も搭載されていて、気に入ったシーンや見逃した部分があっても存分に堪能できます。
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本作のメインコンテンツであるクエストは、スタミナを消費して進めていきます。バトルは登場する敵を倒し、Waveを規定回数こなせばクリア。戦闘パートは、簡単操作ながら爽快感があり、大変遊びやすいシステムに仕上がっています。基本的な操作は、画面をタップすると攻撃、スワイプすると回避、状況に応じてスキルや必殺技を発動するというシンプルなもの。移動操作自体は省略されているものの、敵の攻撃をタイミング良く避けたり、複雑な攻撃を行ってくるボス戦などもあり、奥深さも兼ね備えています。もちろん、オートでバトルを行ってくれる機能も搭載しているので、アクションが苦手なユーザーも安心です。
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『OZ Chrono Chronicle』における「リンク」とは、ストーリーを進めて手に入れた童話のキャラクターの力を装備すると、近接攻撃が得意になったり、異なる必殺技が使えるようになったりと、特性を変化させる要素です。バトル中にプレイヤーが操作するキャラクターは1人ですが、攻撃パターンが変わるだけでも別キャラのような新鮮さがある上、プレイヤーキャラクターは、主人公のドロシーだけでなく、チェルノシカ、ラビオラ、カカシも操作できるとのことで、ユーザー好みのカスタマイズやプレイスタイルが楽しめることでしょう。
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もうひとつ、「ソウルルーン」という要素も重要です。これは、クリア報酬やガチャなどで入手できる童話のキャラクターを装備し、ステータス上昇やアクティブ・パッシブスキルの効果を得られるというシステム。ソウルルーンは最大5つまで装備が可能で、それぞれの組み合わせやリンクの特性との相性を考えることでバトルを有利に進めることができます。また、ソウルルーンのキャラクターたちは、強化・進化させることでレアリティが変化するのですが、それに伴って見た目も変化します。お気に入りのソウルルーンを集めて鑑賞するのも、また楽しみのひとつになりそうです。
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キャラクターの衣装を自由に着せ替えられることも、『OZ Chrono Chronicle』の大きな魅力です。変更できるのは、「髪型・髪飾り・顔・衣装・飾り・靴・武器」の7箇所。デザインがとにかく可愛らしいのが特徴で、セットで合わせて着るのも良し、自分だけのオリジナルコーディネートを考えるのも良し、その日の気分や冒険するエリアに合わせて、着こなしを変えるのもいいです。バリエーションも豊富に用意されているので、集めるだけでも楽しみが尽きません。
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本作をプレイしていてとても驚いたのは、すべてのゲーム画面が縦持ち・横持ちに対応していることです。メニュー画面だけでなく、イベントシーン、バトルシーンなどすべてのシーンがどちらの持ち方でもプレイ可能。見え方もそれぞれの画面によって異なり、縦画面にするとキャラクターのグラフィックが大きく表示され、着せ替えした衣装の細部や表情などが細かくチェックできます。一方、横持ちにするとバトル画面ではフィールドの全景が、メニュー画面では背景にレイアウトされたオブジェクトなど全体を見ることができるので、世界観を感じることができました。他にも、移動中は縦持ちで、自宅でじっくりボスに挑みたいときは横持ちで、といった具合に、プレイヤーの好みや状況に合わせて変えられるのも魅力。アクションゲームは横持ちでプレイするアプリが多く見られましたが、縦持ちにすることでより片手でも気軽に遊べるので、このジャンルを普段あまりプレイしていないユーザーにも馴染みやすいと思います。
以上、ファンタジックなアクションRPG『OZ Chrono Chronicle』のプレイレポをお届けしました。可愛らしいグラフィックを堪能できるシステム、自分なりのコーディネイトを考える着せ替え、シンプルながら奥深いアクションバトル、そして縦持ち横持ちに対応した遊びの幅の広さと、クリエイターのこだわりを強く感じさせる作りが好印象でした。本作は現在事前登録キャンペーンが実施されているので、気になった方はチェックしておきましょう。