E3開催直前、『セインツロウ』シリーズで知られるスタジオVolitionより突如発表された、新規IPのアクションタイトル『Agents of Mayhem』。いったいどんなゲームなのかを探るべく、Game*Spark編集部は、E3会場にあるパブリッシャーDeep Silverのクローズドルームに突撃、開発者のプレゼンテーションやハンズオンに参加してきました。
■3人のスーパーエージェントで自分だけのチームを結成!
アナウンストレイラーを見ればその世界観は一目瞭然ですが、本作『Agents of Mayhem』は、アメコミやアニメ調のカラフルかつスタイリッシュなビジュアルで描かれる、オープンワールドのサード・パーソンアクションゲーム。プレイヤーは個性あふれるスーパーエージェントたちを操作して、悪の組織“LEGION”の野望を阻止すべく戦いを繰り広げます。
トレイラー映像を見たファンならすでにお気づきの通り、『Agents of Mayhem』は『セインツロウ』ユニバースの一部という世界観設定を採用しているとVolitionの担当者は説明。なんでもありのハチャメチャな展開はまさに『セインツロウ』そのものだと感じます。今回プレイしたデモも、未来の韓国ソウルを舞台に、悪の組織“LEGION”が、テクノロジーを悪用するために高度なAIで動作するK-POPアイドルを誘拐するという、強引かつおバカなストーリーが進行します。
特に手ごわいボス戦などでは、ひとりのスーパーエージェントだけ戦うのは困難なため、例えば「Fortune」のMayhemで相手をスタンさせ、すぐさま「Hardtack」に切り替えて範囲攻撃を叩き込むというコンボが有効。わかりやすく言えば本作は、『Marvel vs. Capcom』や『鉄拳』シリーズのような複数キャラクターの連携コンボ技が扱える、シングルプレイのアクションゲームということです。