
東京ゲームショウの話題はネット上でも尽きませんが、会場でもゲームファンを中心に多くの方々が集い、魅力あるタイトルを調べ、気になるブースに直接足を運んでいます。
しかしその全てをチェックするのは、なかなか至難の業。また、物理的な距離の関係で、参加自体を諦めざるを得ない人たちも多いことと思います。そこでこちらでは、今年もひときわ大きな出展となっているセガブースの全体レポートをお届けするので、足を運ぶ判断材料や、せめて雰囲気を味わうなどしていただければ幸いです。
セガブースに到着してまず目を引くのが、“ヤクザな連中”です。もちろん本物ではなく、極道の世界を描いた人気シリーズの最新作『龍が如く6 命の詩』の広告が、これでもかと主張しているのです。大きく描かれた桐生一馬の顔を目印にすれば、混みあうゲームショウの中でも、セガブースを見つけやすいかもしれません。

その巨大広告の下では、艶やかな美女たちが入場者をお出迎え。その出で立ちは、『龍が如く』繋がりで、ゲーム内に数多く登場する“キャバ嬢”な装いに。悠然とした振る舞いで写真撮影にも快く応じてくれましたが、彼女たちのいるところは一段高くなっており、一定距離までしか近づけない仕様。やはり、簡単には手の届かない高嶺の花のようです。

『龍が如く6 命の詩』は試遊出展も行っており、美女たちのステージと合わせ、セガブースの中でもかなり大きなスペースを専有。そのため試遊台も多めに設置されていますが、取材したビジネスデイでも試遊希望者で長蛇の列。注目作に寄せる期待の高さが見て取れます。一般開放日にプレイしようと考えている方は、早めのプレイをお勧めします。

このほかにもセガブースでは、対戦が楽しめる『ぷよぷよ!!クエスト』に『モンスターギア』、一人でじっくり遊べる『ぷよぷよクロニクル』、名作シリーズの最新作となる『ソニックトゥーン ファイアー&アイス』などの試遊台を用意。

さらにセガパートナーズとして、『タイタンフォール2』、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』、『ANONYMOUS;CODE(アノニマス・コード)』、『プリンセスは金の亡者』、『LEGO スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の試遊体験も可能。試遊の選択肢だけでもかなりの数となっており、一日ずっとセガブースにいても楽しめるほどのラインナップです。

なお、『プリンセスは金の亡者』の試遊台には、きらびやかなコスプレ美女の姿も。金の力でバトルを制する本作の特徴になぞらえ、その全身はまさに金色。しかも金の延べ棒(型の箱ティッシュ)を手にしており、試遊体験をした方へプレゼント。ゴージャスな彼女たちから、ゴージャスな贈り物を受け取ってみるのも一興です。

これらの試遊出展は、ブースの側面および背面に設置されていますが、正面にも更なる試遊台があります。まずは、ステージの隣にある『蒼き革命のヴァルキュリア』。ここでは試遊はもちろん、ゲーム内に登場する兵士の衣装に身を包んだ美女の姿を眺めることもできます。こちらは、その衣装の効果もあってかどこか凛々しく感じさせます。
しかし、美女にばかり目を奪われているわけにはいきません。シリーズの新たな可能性を切り開く『蒼き革命のヴァルキュリア』の試遊体験を味わった方には、PS4版「バトル体験版 Ver.2.0」プロダクトコードを配布。美女に見とれて、試遊を忘れることがないようご注意を。

そしてもうひとつ、大きな存在感を放っているのが『ペルソナ5』。『龍が如く』のスペースとちょうどステージを挟んで反対側にある『ペルソナ5』もかなりのスペースが割かれており、両タイトルでセガブースを二分しているような印象も受けるほど。

また、“心の怪盗団”が活躍する『ペルソナ5』の試遊も多くの方が興味を示しており、チェックした時には60分待ちという状態。ビジネスデイで、かつ既に発売済みのタイトルの試遊にこれほどの人数が集うのも稀有な事態と言えます。そのため一般開放日では、こちらも混雑の予感。会場でプレイしたい方は、長く並ぶ覚悟が必要かもしれません。
少々駆け足でしたが、セガブースのポイントを紹介させていただきました。この他にも、日時ごとに様々なステージイベントが催されるほか、『ぷよぷよ』シリーズの人気キャラ、アルルとカーバンクルに出会えることもあります。TGSでもすっかりお馴染みとなってきましたが、その可愛さと存在感は今年も健在。この2人(?)に会いたい方は、こまめにセガブースを覗いてみてください。

■セガ 東京ゲームショウ2016 特設サイト
URL:http://tgs.sega.jp/index.html