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【特集】『手っ取り早く遊べるアナログボードゲーム』7選

今回は室内で遊べちゃうアナログなボードゲーム!それも手っ取り早く遊べるものを中心に「頭脳を使うものから運だけで勝敗が決まるものまで七つに分けて」ご紹介したく思います!

その他 全般
皆様、秋口になり少し肌寒いような日もある時節になりましたね…そこで今回は、室内で遊べちゃうアナログなボードゲーム、それも手っ取り早く遊べるものを中心に「頭脳を使うものから運だけで勝敗が決まるものまで七つに分けて」ご紹介したいと思います。なお、「カタン」など超有名なゲームや、ルールが複雑なゲームは対象外としていますのでご了承ください。

それでは皆さんいきますよ!さあダイスを回せ!カードを開けっ!

◆『ニムト』
メーカー:AMIGO 開発年:1994年 分類:頭脳系ゲーム

――この頃流行中!?
まずは『ニムト』からご紹介します。ニムトとはドイツで生まれたゲームで「受け取れ」もしくは「受け入れる」という意味があります。ルールは1から104までの数字が書かれたカードをランダムに選び縦四列に一枚ずつ並べます。各プレイヤーはランダムで10枚ずつ受け取ります。そこから場に並んでいる四つのカードの数字を基準にして基準より数字が大きいが最も数が近いカードをその横列に足していきます。例えば場に22と33と44と55のカードが並んでいるとしますよね?そこで手札に36のカードがあれば33の列に置けるという寸法です。これを繰り返しカードの列が6枚になる列が出来た場合、6枚目のカードを置いたプレイヤーがその列全てのカードを引き取ります。カードには数字の他にマークが付いており、そのマークはポイントになっています。それらのポイントを合わせた数だけ引き取ったプレイヤーの持ち点がマイナスされます。つまりいかに相手に六枚目を置かせるか、あるいはいかに自分が六枚目を取らずに済むようにするかという戦略性が求められるゲームなのです。

◆『ヤッツィー』
メーカー:ハズブロ/Parker Brothers 開発年:1954年 分類:運試しゲーム

――ダイスポーカー!
サイコロでポーカーのようなルールで遊ぶ、いわゆるダイスポーカーである『ヤッツィー』はその得点形式に特徴があります。ダイスの振り直しは二回までで、役表に必ず一カ所出た目を記入します。一度記入した項目は書き直すことが出来ません。役無しの場合は出た数字の中から一つ数字を選んでその数字を記入します。最終的に最も高得点だった者が勝者です。役表は紙と鉛筆で作れますしサイコロ五個あれば家でも出来るアナログゲームです。

◆『クアルト』
開発者:Muller,Blaise 開発年:1991年 分類:頭脳系ゲーム

――知的遊戯!
このクアルトは五目並べのようにいくつかの物を並べられたら勝ち、といった内容ですが非常にユニークかつ知的なルールを採用しています。まず駒は四つあり形、色、穴の有無、高さといったカテゴリで分けられています。これらを直線上に並べる事が出来たら勝ちですが、並べられる条件というのは穴は穴あき同士繋がるし高低があって四角でも丸でも繋がります。例えば穴が空いていれば「高い駒・低い駒・四角の駒・丸い駒」で並べても勝利なのです。つまり要素が被って居れば繋がるのです。そして本作を最もユニークにしているルールが「動かす駒は相手が指定した物を動かす」事なんです。自分で動かす駒を自由に選ぶことは出来ません。非常に知的なゲームと言えるでしょう。

次のページ:世界最古のボードゲーム!?

《SHINJI-coo-K(池田伸次)》

FPSとADVを偏愛しつつネトゲにも造詣のあるフリーライター SHINJI-coo-K(池田伸次)

「Game*Spark」誌に寄稿しつつも「IGN JAPAN」誌と「GAMERS ZONE」誌にも寄稿。「インサイド」誌にも寄稿歴あり。今はなき「Alienware Zone」誌や「週刊Steam」誌にも寄稿していたフリーライター。 そしてヒップホップビートメイカー業も営む音楽家兼ゲームライターの兼業家。通称シンジ。

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